「ハイブリッド/電気自動車」の検索結果

市場動向

2026/03/04
2025年11月19日~21日、東京ビッグサイト東4~6ホールでIIFES2025が開催されました。オートメーションに力点が置かれ、三菱電機、オムロン、安川電機などのFAメーカが大きな出展をする中、TechEyesOnline(TEO)は計測器に着目し、メーカ2社を取材し、その他メーカを写真で紹介します。パワーアナライザをシリーズ化してきた日置電機は、車載を視野にポータブルのPW4001を発売しました。モータ予知保全を軸電圧測定で行うなど、他社にはない特長を紹介します。PCオシロスコープの老舗、Pico Technologyはシリーズを増やしています。リアルタイムオシロスコープでポケットサイズからGHz帯域、高分解能/低ノイズ、8ch、またサンプリングオシロスコープで33GHzと、スタンドアロン同等のラインアップです。USBの性能向上によるPCオシロスコープの進化を伺いました。
2026/02/26
近年、自動車の駆動手段は多様化が進でいます。EV化(純電気自動車)への強い傾注から現実的な選択肢を採用する動きとなっています。多方向性への変化は様々な要因を挙げられます(私見ですが)、電池コストの高止まり、補助金終了による価格ギャップ、冬季性能の劣化、電力確保等々です。ただし、現時点の動向は純内燃機関※1への回帰ではなく燃料系の内燃機関が再評価されていると理解すべきです。その例として、EVの最重視から、電動化したエンジンとしてのHEVやPHEV※2、エコ燃料対応エンジン等々の採用が拡大傾向です。今回は、主に自動車用途として開発された内燃機関(以降エンジンと表記)の基本構造とは異なる「変わり種エンジン」を紹介します。なお、量産車への適用がなされず、研究開発に留まったエンジンも含まれています。また、紹介する変わり種エンジン以外にも多くの方式や構造が提案されています。変わり種エンジンを紹介する分類の観点については、重複する事項や他の分類に振り分けるべきではとの指摘があるかもしれないことを予め了承してください。 本稿では、まず、エンジンの基本的な種類について、往復運動と回転運動との観点で概説します。その後に変わり種エンジンを気筒配置、構造や燃焼方式の観点で紹介します。次に、今後の展望について、「内燃機関がなぜ今後も生き残るのか」、「EV時代に評価されるエンジン」について筆者の私見を述べます。紹介しきれなかった「変わり種エンジン」を紹介するサイトも記述しました。最後に変わり種エンジンに関連する計測器を紹介します。
2026/01/27
自動車は、多くの法令に準拠して開発、生産、販売されています。自動車は人命と直接的に関係する安全性はもとより、環境などに対する制約を受けます※1。仮に、違反が判明すると、企業イメージの低下を来すだけでなく、状況によってはリコール※2の対象となることにとどまらず、賠償の対象となり得ます。本稿では、自動車の認証について概説します。まず、車両認証制度について、歴史的な背景や対応について述べます。その後に、車両認証の流れを解説します。車両認証の規範である関係法令と審査規程の内容を記述します。次に、認証業務について国の代行機関(指定代行機関)である自動車技術総合機構(NALTEC)の業務概要や保有設備を紹介します。また、車両認証に関連する今後の動きについても触れます。最後に認証に関連する計測器を紹介します。
2025/10/27
自動車用エンジン※1の「過給機」から何を連想するでしょうか。自動車用エンジンの過給機として採用されているのは主として「ターボチャージャ(turbocharger)」と「スーパーチャージャ(supercharger)」です。ターボチャージャは一般的に、「ターボ」で聞き覚えがあると思います。ターボチャージャは排気ガスのエネルギを再利用しエンジンの効率を高めるための装置です。過去には、エンジンの動力性能を高めることが主な目的で高性能な車両に適用されていましたが、近年は燃費の改善など、カーボンニュートラルへの対応手段として採用が増えています。なお、過給機としては、「ターボ」が主流となっています。本稿では、自動車エンジン用の「過給機」を中心に解説します。先ず、過給機の役割、過給機が搭載されていないエンジンとの比較を概説します。次に過給機の歴史について年代ごとに紹介します。その後に、過給機の分類と主要な種類である、ターボチャージャ、スーパーチャージャについて解説します。併せて、過給機の比較を行い、過給機に関連した技術(ウエイストゲートバルブ、インタークーラ、ターボラグ、アンチラグ)についても触れます。最後に過給機に関連した計測器を紹介します。
2025/08/12
テクトロニクスは毎年7月に技術講演とソリューション展示のTIF(Tektronix Innovation Forum)を開催します。今年は7月3日(木)にステーションコンファレンス東京でTIC(Tektronix Innovation Conference)が行われました。TechEyesOnline取材班(TEO)は展示会場の注目製品を紹介します。ドイツのPE-Systemsは2022年に自動ダブルパルステスタを開発しました。技術者のエヴァンス氏が概要を語ります。双方向DC電源の老舗 Elektro-Automatikは昨年、テクトロニクス・ファミリーになりました。バッテリの充放電試験、インピーダンス測定の新製品と市場を伺います。テクトロニクスは計測器からPCへ超高速データ転送を行う、RPCベースのTekHSIを2024年8月に発表しました。自動計測コーナで従来のVISAとの比較デモを取材します。以上の3つ以外に、展示 10コーナを写真で紹介します。

学び情報

2024/03/11
本記事では、一般的な呼称のメモリレコーダに分類されるスコープコーダを理解する上で必要な基礎知識を、測定事例や使用上の注意点も含めて4回に分けて解説する。 第4回は、ロジック入力モジュールとロジックプローブ、車載ネットワーク用モジュールを解説する。DL950のFFT解析機能を、代表的な小野測器のFFTアナライザとの比較表で違いを示す。 一般的なノウハウとして波形測定する際のノイズ対策や、交流電源が利用できない環境でポータブル電源を使用する時の留意点を述べる。ノイズ対策の基本的な考え方や具体的な手段を表にした。電子機器のノイズ対策を学びたい方の参考となる解説書も紹介する。 統合計測ソフトウェアプラットフォームIS8000によって、他社計測器を含めた計測システムを構築し、PCで波形観測する事例を図で示す。PCへのデータ転送の方法や、外部ストレージ使用上の注意点も述べる。 スコープコーダが多く使われるメカトロニクス機器やパワーエレクトロニクス機器での利用事例を多く紹介する。 記事を読むための特別な事前知識を必要としない、初めてスコープコーダを使用する人が学ぶための内容になっている。
2022/11/14
TechEyesOnline編集部はオシロスコープ全体を俯瞰し、用途を周波数帯域別に整理した。ボリュームゾーンである1GHz帯域/4chの各社モデルの仕様と、シリアルバス解析機能を比較表にした。2000年以降のオシロスコープの新しい潮流(新しい機種群の出現)による、最近20年の歴史について概説した。利用者や使い方など市場の変化も簡単に述べた。オシロスコープはアナログ波形だけでなくロジック信号を観測し、プロトコルアナライザのようにシリアル通信の内容を翻訳表示し、特定の通信方式のジッタやアイパターンが規格に合致しているか、適合性試験(コンフォーマンステスト)ができるようになった。多機能になったオシロスコープの選定には、ユーザは自分のやりたいことの明確化と、ある程度の知識やスキルを求められるが、各メーカが多彩な製品群を発売しているので、利用者の選択肢は広がった。本稿が選定の一助になれば幸いである。
2022/03/30
株式会社エヌエフ回路設計ブロック(以下エヌエフ回路)は老舗の大手計測器メーカで、電子計測器、電源機器、電子デバイス、カスタム機器・応用システムをつくっている。電子計測器では周波数特性分析器や微小信号測定器というオンリーワン製品があるが、計測用電源でも国内トップクラスである。特にバイポーラ電源は数十年の歴史がありラインアップが多く、顧客の需要に応えて製品追加やモデルチェンジを行っている。最近では広帯域モデルの高速バイポーラ電源の新製品HSA42012/42014を2020年に発売している。エヌエフ回路のバイポーラ電源の歴史、新製品開発の背景、今後の展望などを具体的なアプリケーションも交えて、同社 市場開発営業部 マーケティング営業企画グループ セールススペシャリスト 佐藤公治氏とパワー事業部 開発第3部 開発第3-1グループ グループマネージャ 家本悠氏に伺った。本稿ではバイポーラ電源とは何かも簡単に解説する。
2021/05/31
電気エンジニアが使用するミドルクラスのオシロスコープは数百MHzの周波数帯域が多かったが、近年のシリアル伝送の高速化などで1GHz〜2GHz位までカバーする機種が増えた。また、時間軸だけでなく電圧も精度よく測定したいという需要によって高分解能モデル(ADコンバータを従来の8ビットでなく10ビットや12ビットに性能アップ)が登場した。さらに2019年〜2020年にかけては各社が多チャンネルモデルを発表した。8chオシロスコープは1993年の登場以降、横河計測のオンリーワンモデルであったが、ここにきて自動車市場の需要などもあり主要オシロスコープメーカが参入した。TechEyesOnline編集部では現役8chモデル5機種の主な仕様の比較表を作成した。オシロスコープの最新動向として各社の8chモデルの概要を紹介する。
2020/11/18
70年前に創業し、産業用電源を製造・販売している株式会社高砂製作所(以下、高砂製作所)は、国内初の技術を搭載した電源を次々に開発・提供してきた業界のパイオニアである。1959年の半導体直流安定化電源の開発から始まり、1966年に半導体化周波数交流安定化電源、1991年にワイド入力・ズーム出力直流電源、1993年にはアナライジング機能を付けた交流電源と、他社に先駆けた製品を発売してきた。2000年から発売した回生型モデルに続く製品として、2017年に電力回生型 双方向直流電源RZ-X 10kWモデルを発売し、その拡充として2020年10月に大容量100kWモデルを発表した。新製品開発の背景や今後の展望などを、技術本部 商品技術部の大沼 政和氏と営業本部 本社営業部 宮崎 裕久氏に伺った。