2022/11/14
TechEyesOnline編集部はオシロスコープ全体を俯瞰し、用途を周波数帯域別に整理した。ボリュームゾーンである1GHz帯域/4chの各社モデルの仕様と、シリアルバス解析機能を比較表にした。2000年以降のオシロスコープの新しい潮流(新しい機種群の出現)による、最近20年の歴史について概説した。利用者や使い方など市場の変化も簡単に述べた。オシロスコープはアナログ波形だけでなくロジック信号を観測し、プロトコルアナライザのようにシリアル通信の内容を翻訳表示し、特定の通信方式のジッタやアイパターンが規格に合致しているか、適合性試験(コンフォーマンステスト)ができるようになった。多機能になったオシロスコープの選定には、ユーザは自分のやりたいことの明確化と、ある程度の知識やスキルを求められるが、各メーカが多彩な製品群を発売しているので、利用者の選択肢は広がった。本稿が選定の一助になれば幸いである。
2018/03/07
テクトロニクス社から発表された8チャネル・オシロスコープ 5シリーズ MSOが好評だ。複数のアナログ信号・デジタル信号を統合的に測定・解析ができるだけでなく、12bitのADコンバータの採用により垂直分解能が最大で16bitまで測定可能にした。組み込みシステムやパワエレなど幅広い測定課題に対応ができる新しい基準のミックドシグナル・シグナルオシロスコープだ。5シリーズ MSOの概要、特長などについてテクトロニクス社にご紹介する。
2017/10/18
全7回にわたり、プローブの使い方について解説していきます。
第7回は、「高電圧差動プローブにも盲点が!」「スペックは話半分?注意が必要な電流プローブ」「電気信号が伝わるには時間がかかる」です。
2017/10/06
全7回にわたり、プローブの使い方について解説していきます。
第6回は、「プローブの性能で重視すべきこと」「そもそもプローブの周波数帯域とは?」「感電覚悟のフローティング測定?」です。
2017/10/06
全7回にわたり、プローブの使い方について解説していきます。
第5回は、「ある面で理想に近い高電圧パッシブ・プローブ」「リーズナブルな価格の低インピーダンス・プローブ」「アクティブ・プローブは壊れやすい?」です。