計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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渦電流(うずでんりゅう)

(eddy current) 金属板(アルミニウムなど)を強い磁界内で動かしたり、金属板の近傍の磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で生じる渦状の電流のこと。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より) 同社には渦電流を利用した膜厚計がある。非破壊検査には渦電流を利用した渦電流探傷(または渦流探傷、かりゅうたんしょう)がある。

渦電流探傷(うずでんりゅうたんしょう)

(eddy current testing) 渦流探傷(かりゅうたんしょう)の別名。金属表面の傷を検査する手法の1つ。渦電流探傷の検査機器メーカは、海外のBaker Hughes(Waygate Technologies)、FOERSTER(フェルスター)、国内の電子磁気工業、原電子測器などがある。ドイツのローマン(Rohmann GmbH)は世界初の携帯型の渦流探傷装置を開発し、高機能な装置をラインアップしている。 渦電流探傷と似た手法にサブサーフェスイメージングがある。これは電流経路を可視化することで、内部の状態を知ることができるため、非破壊検査に応用されている。非破壊画像検査とも呼ばれる。

雨量計(うりょうけい)

(rain gauge) 雨(降水)の量を計る気象観測機器の1種。漏斗型の受水器(直径20cm)を使って測定する。日本の気象業務法で、公共的な気象観測には検定に合格した「転倒ます型雨量計」などを用いることが定められている。株式会社大田計器製作所は雨量計のラインアップが豊富。

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