計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
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ソース電流(そーすでんりゅう)

(source current) 電源装置が通常ACラインから電力を消費し直流に変換し、電力を負荷側に供給している状態の出力電流をソース電流という。反対に負荷側から吸い込んでいる状態だとシンク電流という。(株式会社高砂製作所の用語集より)

ソーラーアレイシミュレータ(そーらーあれいしみゅれーた)

太陽光パネル(ソーラーアレイ)の代わりになって天候変化(日照・温度・日陰・雨)による太陽電池の出力をシミュレーションできる、ソーラーアレイ模擬直流電源。計測用電源をラインアップする台湾のクロマ社の品名。2010年頃から普及が拡大したPV(太陽光発電システム)でインバータであるパワコン開発用に重宝された。形名は62100Hや62150Hがあり、600V~1000V出力の大容量直流電源である。汎用的な電源ではなく、パワコン開発向けの特殊電源である。

ソフトスイッチング(そふとすいっちんぐ)

株式会社高砂製作所の用語集には次のようにある。ソフトスイッチングは高周波共振現象を利用しスイッチング素子の印加電圧が0Vあるいは導通電流が0Aになってから、スイッチ素子のON/OFFを行うスイッチング方式。スイッチング損失、電磁干渉(EMI)ノイズの低減などで、従来のハードスイッチング方式に比べ数々の優れた特徴がある。また同社の「交流電源」用語解説にはこうも記載されている。PWM方式スイッチングの諸問題を低減する技術で、スイッチ素子のターンオン・ターンオフの時期に電圧波形と電流波形の重なりを共振動作などを用いて最適化し、スイッチ素子の導通ロスを低減するように設計されたスイッチング方式で、スイッチング損失やスイッチングノイズを低減する全く新しい方式。

ソフトスイッチング方式(そふとすいっちんぐほうしき)

スイッチング電源で、パワーデバイスのスイッチング時、共振現象を巧みに利用して電圧または電流がゼロとなった状態でスイッチングを行う電源回路方式。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

ソフトスタート(そふとすたーと)

計測用電源で、起動時に電源機器や負荷のストレスを軽減するために、出力電圧または電流を徐々に最終値へ達するように変化させる機能のこと。(菊水電子工業の製品総合カタログ・用語集より)

ソフトスタート機能(そふとすたーときのう)

電子負荷に装備されているON/OFFスイッチではなく、電子負荷に接続された外付けスイッチ(電源なら電源SW、バッテリーなら出力端子、コネクターなど負荷配線間に挿入したスイッチなど)に対応した電流オーバシュート防止機能。LOAD ON状態でも負荷電流量はカットオフされ、動作開始電圧以上になった時点で、設定されたスルーレートで負荷電流が立ち上がる。(株式会社高砂製作所の「電子負荷」用語解説より)

ソフトスタート/ストップ機能(そふとすたーとすとっぷきのう)

モーター等やコイルの励磁電流など、ONするときやOFFするときにスロープを持たせる機能。(株式会社高砂製作所の「交流電源」用語解説より)

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