ソフトスイッチング
株式会社高砂製作所の用語集には次のようにある。ソフトスイッチングは高周波共振現象を利用しスイッチング素子の印加電圧が0Vあるいは導通電流が0Aになってから、スイッチ素子のON/OFFを行うスイッチング方式。スイッチング損失、電磁干渉(EMI)ノイズの低減などで、従来のハードスイッチング方式に比べ数々の優れた特徴がある。また同社の「交流電源」用語解説にはこうも記載されている。PWM方式スイッチングの諸問題を低減する技術で、スイッチ素子のターンオン・ターンオフの時期に電圧波形と電流波形の重なりを共振動作などを用いて最適化し、スイッチ素子の導通ロスを低減するように設計されたスイッチング方式で、スイッチング損失やスイッチングノイズを低減する全く新しい方式。