技術情報・レポート

2017/08/30

「ISO/IEC 17025:2005」 規格の改訂の現状と動向 (第1回)

<連載目次>

第2回:ISO/IEC 17025:2005 取得のメリット、グローバルな相互承認体制

第3回:日本工業規格のJIS Q 17025:2005とは

第4回:ISO/IEC 17025:2005の要求事項の概要

第5回:ISO/IEC 17025:2005 規格の改訂周期

第6回:ISO/IEC規格の制定・改訂手順の詳細

第7回:ISO/IEC 17025:2005 改定の提案理由

第8回:ISO 共通規格構造のルールが適用された改定


ISO/IEC 17025:2005が求められる背景

近年では、国内/国外を問わず多くの商取引において製品やサービスへの信頼性の要求が高まり、品質や分析・測定などの結果を示す「試験成績書・校正証明書」の発行を求める顧客が増えてきています。世界中に数多くある試験所・校正機関の中から一つを選び、そこから出される試験結果を手に入れた場合、「その結果は本当に正しいものなのか、その成績書の結果は本当に妥当なのか、その試験所・校正機関が本当に正しい数値を出す能力があるだろうか」という疑問が生じてきます。

そこで、試験/校正結果が「信頼性」のあるものかどうかを判断するための「世界基準」として、ISO/IEC 17025:2005などの規格があらゆる分野で求められています。国際的な取引の場合はもちろん、国内での取引にもその需要は高まってきており、第三者から認定を受けたISO/IEC 17025:2005などは「試験所・校正機関の品質、能力の証明」には欠かせない国際規格となっています。

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