「IoT/M2M」の検索結果

市場動向

2023/11/10
キーサイト・テクノロジーはKeysight World 2023を8月29~31日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで4年振りの対面開催をしました。TechEyesOnline(TEO)取材班は会場内の展示コーナから3つの最新計測ソリューションを取材。1.「5G/FR2、サブテラヘルツ トラック」から、IoT機器ベンダの開発時期に合わせて今年2月発売の新製品、ローカル5Gの最新規格(リリース17 RedCap)に対応したシグナリングテスタE7515R。2.「高速デジタル、光電融合 トラック」から、IOWNなどで世界の先端企業が進める光半導体(シリコンフォトニクス)の実用化で必要になる光電融合デバイスの測定システム。偏波コントローラなどで光コンポーネント評価に実績のある同社が、光導波路の測定原理から測定系構築までを解説。3.最新の最速BERTによるPAM4/120Gbaudの光送受信モジュールの実演。広帯域オシロスコープを併用した伝送品質評価が用途によってどう行われるか、最先端のBER評価を紹介。
2020/01/08
センサの重要性は高まる一方です。材料・半導体技術、IT技術が、広範な産業分野に普及していることが背景と考えられます。センサを必要とする分野が拡大すると共に、スマートフォンやIT機器、自動車のように、センサを大量に使用する用途が出現しています。スポーツ・健康・医療の分野では、バイタル (生体) 情報を得るためのセンサのニーズが高まってきました。 今回は、その際に紙面の都合上「2017年10月号 TechEyes Vol.25」で触れることができなかった、少し毛色の違うセンサ (イメージセンサ、バイタルセンサ、匂いセンサ、圧電ライン/張力センサ) について、最近の話題を報告します。また、耐久性が要求される、インフラ向けセンサデバイスのパッケージングについても触れ、同時に、クラウド、AI、ビッグデータの活用についても紹介します。
2019/09/11
通信インフラが、現在の4Gから5Gに代わると、何が変わるのか。そのポイントは、5Gが備える3つの要件、「超高速・大容量」、「超低遅延」、「大量端末同時接続」にあります。通信の「超高速・大容量化」は、映像の高精細化と相まって、スポーツ観戦のあり様やゲームの楽しみ方を変えていくでしょう。「超低遅延」の実現は、医療における遠隔手術や、建機による土木作業の遠隔操作を可能にしようとしています。あらゆるものがインターネットにつながるIoTの世界では、「大量端末同時接続」が不可欠の要件です。IoTやロボット、AIや自動運転といったテクノロジーを飛躍的に進化させるインフラ・コア技術が5Gと言って過言ではないでしょう。 今号では、私たちの生活を一変させる革新的な技術5Gに焦点をあて、その技術や市場動向、開発を支える計測器について触れていきます。
2019/05/21
電動歯ブラシやコードレス電話子機などでは、普及が進んでいる無接点の電磁誘導方式による充電が、なかなか携帯電話の世界では進みません。1W程度の充電と、携帯電話機に求められる5W、15Wの充電と同じにはできませんが、最近になってようやく、携帯電話機にもワイヤレス給電 (ワイヤレス充電やWPTと呼ばれる場合も多い) が脚光を浴びるようになってきました。スマートフォンの進化とともに、より利便性の高い機能をユーザが求めるようになってきたのが大きな理由でしょう。 一方、クルマに目を転じると、「ワイヤレス給電のテクノロジーが、今後、PHEV/EV普及の鍵となる」、「ワイヤレス給電の実用化に期待している」、「開発を加速したい」というような議論もでるようになってきました。この議論に応えるかのように、高い伝送効率を保ちながら、数kW、10kW超の、大きなパワーを無線伝送する製品も、展示会などで見られるようになりました。 本号では、熱い期待が高まる、ワイヤレス給電に焦点をあて、その技術や市場動向に触れます。

学び情報

2018/03/07
テクトロニクス社から発表された8チャネル・オシロスコープ 5シリーズ MSOが好評だ。複数のアナログ信号・デジタル信号を統合的に測定・解析ができるだけでなく、12bitのADコンバータの採用により垂直分解能が最大で16bitまで測定可能にした。組み込みシステムやパワエレなど幅広い測定課題に対応ができる新しい基準のミックドシグナル・シグナルオシロスコープだ。5シリーズ MSOの概要、特長などについてテクトロニクス社にご紹介する。
2018/02/13
アンリツ株式会社(以下、アンリツ)は、業界で初めて実動作状態でIEEE802.11ac機器の評価を実現した無線LANテスタ(正式名称はワイヤレスコネクティビティテストセット)を2017年3月に発表した。コンピュータ・通信機器だけでなく、近年ではIoTなどの新しい技術が注目を浴びるなど、無線LANを搭載した製品は今後も増えていくばかりである。今回は、アンリツの計測器営業本部 第1営業推進部長の藤井氏にMT8862Aによる特長や課題解決例などを紹介してもらった。
2017/11/20
テレダイン・レクロイ・ジャパン株式会社 (以下、テレダイン・レクロイ) から、12bit高精度オシロスコープ専用 (HDOシリーズ) のセンサ・アクイシジョン・モジュール SAM40が発表された。専用オシロスコープと組み合わせて使用し、オシロスコープのチャネルに加えて最大24チャネルをサポートする。今回、テレダイン・レクロイのエンジニア兼マーケティング部長の船越氏に新製品について紹介をしてもらった。
2017/11/06
RF測定器に強みをもつ、ローデ・シュワルツ・ジャパン株式会社 (以下、ローデ・シュワルツ) から、3-in-1 allrounder コンセプトのネットワーク・アナライザ R&S ZNLが10月2日に発表された。3-in-1 allrounder コンセプトとは、ネットワーク・アナライザにスペクトラム解析オプション、パワーセンサを追加することで、3種類の計測器を搭載できることである。今回は他社にはないユニークなR&S ZNLをローデ・シュワルツのマーケティング部 統括部長 関野敏正氏に紹介してもらった。