2024/09/20
キーサイト・テクノロジーはKeysight World 2024 ~ TECH DAYを8月2日(金)に東京駅のJPタワー ホール&カンファレンスで開催しました。ソリューション展示の30コーナの中から、量子コンピュータ(量子制御システム)、パワー半導体(動特性の評価)、電気自動車(バッテリの充放電テスト)、サイバーセキュリティ(OTネットワークの可視化)と、今回もTechEyesOnline(TEO)取材班は最新テクノロジーを紹介します。量子コンピュータ実現に向けて各国が研究を加速し、日本は超電導方式で世界をリードしています。キーサイトは産総研G-QuATから2023年に1000量子ビットシステム(マイクロ波PXI製品)を受注しました。システム概要や量子コンピュータの現状を伺いました。パワーデバイスのワイドバンドギャップ半導体が普及しています。キーサイトは電流プローブなどを開発して動特性評価システムをつくりました。SiCとGaNの違いなどを聞きました。自動車の電動化によって車載バッテリのパックテスト需要が増しています。欧州で実績を伸ばすキーサイトの充放電試験ソリューションを紹介します。工場のシステムがネットワーク経由で狙われ、大きな損害が出ています。対策に使われるネットワーク可視化装置で売上を伸ばす、Nozomi社Guardianが出展されました。
2024/06/06
光関連の専門展示会 OPIE(OPTICS & PHOTONICS International Exhibition)が2024年4月24日~26日にパシフィコ横浜で開催され、光や画像の計測器が出展されました。7つの展示会で構成されるOPIEから、多く計測器が出展されている「レーザーEXPO」と「光と画像のセンサ&イメージングEXPO」の3社をTechEyesOnline取材班(TEO)が紹介します。レーザーEXPOはレーザー学会が主催するレーザー技術総合展示会です。光計測器でレーザーといえば通信用途の波長可変光源の老舗 santec(サンテック)。光部品~光イメージング/センシングと幅広く光を扱う同社が今回は空間光変調器とスペクトル整形器を展示。LCOS(反射型液晶パネル)、SLM(Spatial Light Modulator)、波長選択スイッチ(Wavelength Selectable Switch)などのキーワードと利用分野を伺いました。光と画像のセンサ&イメージングEXPOは、光の専門メディア オプトロニクス社が主催する「センサと産業用カメラ」の展示会です。市場が拡大しているハイパースペクトルカメラにいち早く着目して取り扱いを開始したケイエルブイ。輸入品の製品テストを行う同社に「ハイパースペクトルカメラとは」から教わりました。また光デバイスでセンシングをするアンリツ センシング&デバイスカンパニーの波長掃引光源と、OFDR(光周波数領域反射測定法)による光ファイバ分布測定(ひずみ測定)を紹介します。
2018/01/17
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。現在の無線技術は、一次変調にPSKやQAM変調の方式が多く採用され、二次変調にOFDM、DSSS、FHSSなどが採用されています。特にOFDMは低ノイズであることが求められ、PLL・発振器周辺の位相雑音測定の必要性が高まっています。デジタル変調の評価概念を概観しながら、位相雑音測定の最新動向をご紹介します。
2017/12/01
TechEyesOnline取材班(TEO)は、9月13日(水)~15日(金)に東京ビックサイト東ホールで開催された「TEST2017 /第14回総合試験機器展」を取材しました。出展された多くの企業および製品の中から、TEOの目にとまった3社の魅力的な製品をご紹介します。
2017/10/12
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。自動車メーカ各社から自動運転や先進運転支援システム(ADAS)などのドライブアシストや、安全・安心・環境技術の技術開発はますます盛んになっています。今号では、先進安全自動車(ASV)技術を支えるセンシング技術や車載レーダ(ミリ波レーダ)、エンジンの燃焼解析試験などの動向を取り上げながら、測定器の利用場面をご紹介します。