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- オートディスチャージ機能(おーとでぃすちゃーじ)
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絶縁抵抗計などの便利な機能の1つ。共立電気計器の用語集では「絶縁測定が終了すると自動的に充電した電荷を放電する機能」と説明されている。
- オープン/ショート補正(おーぷんしょーとほせい)
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(open&short compensation)LCRメータの誤差は測定器本体だけではなく、試料(DUT)との接続を行う測定治具であるテストリードやテストフィクスチャを含めて考慮しないといけない。LCRメータは測定誤差を少なくするために補正機能が搭載されている。測定治具が持つインピーダンス成分を除くため、試料が取り付けられる点(補正の基準面)でインピーダンスがゼロ(短絡)と無限大(開放)の状態を作って、測定前に補正を行う。これをオープン/ショート補正と呼んでいる。 参考記事:LCRメータの基礎と概要 (第2回)の2回目・・補正について図解。
- オーム(おーむ)
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(ohm) 抵抗の単位。記号:Ω。国際単位系(SI単位)。電気抵抗(resistance、レジスタンス)だけでなく、インピーダンス(impedance)やリアクタンス(reactance)の単位である。抵抗の反対に「電気の流れやすさ」を示す単位、ジーメンス(記号:S)は1/Ω(オームの逆数)である。アドミッタンス(admittance)やコンダクタンス(conductance)の単位はジーメンス。 抵抗器の値であるR(resistance)とコンデンサの値C(Capasitance、キャパシタンス、単位:ファラッド)、コイルの値L(inductance、インダクタンス、単位:ヘンリー)を測定するのがLCRメータやインピーダンスアナライザなどの回路素子測定器(電子部品の値を測定する測定器)である。レジスタンスやキャパシタンスの接尾語のタンスは「~している状態、~する数量(程度)」という意味で、「性質、状態、行為」を示す。電気の基本量はタンスだらけである。 オームはオームの法則を発見したドイツの物理学者ゲオルク・ジーモン・オームに由来する。記号にギリシャ文字のΩ(オメガの大文字)が使われるのは、オームの頭文字O(オー)だと数字の0(ゼロ)と混同するためといわれている。ゲオルグ・オームはギリシャ文字ではκέοργκ Ωμ。 電気関連の業界ではオームは良く使われるワードである。1914年創業の出版社であるオーム社は、電気を含む自然科学の理工学専門書や資格試験書(電検3種など)、雑誌4誌を発行している。理工系の学生なら教科書としてオーム社の書籍を使ったことがない者は少ないはずである。大手の電気計測器メーカのOB会に「オーム会」があるが、1995年(平成7年)3月に起きた地下鉄サリン事件がオウム真理教によることが判明すると、宴会の予約を店に電話する際には訝しがられたという笑い話がある。電話では「オーム」と「オウム」は判別が難しい。
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