計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

6

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

製品評価技術基盤機構(せいひんひょうかぎじゅつきばんきこう)

(nite)正式名称は「独立行政法人 製品評価技術基盤機構」。National Institute of Technology and Evaluationを略してnite(ナイト)と呼称される。略称のniteやナイトで呼ばれることが多い。経済産業省所管の独立行政法人。電気機器が漏電などで発火する、niteが行う評価業務(実験映像)がテレビで良く放映されている。ACコンセントに埃がたまり発火したり、コンロで熱したフライパンの油が高熱で燃え上がったりする映像がある。事業としては、国際評価技術、バイオテクノロジー、化学物質管理、適合性認定、製品安全が紹介されている。

CES(せす)

(Consumer Electronics Show) 毎年米国で開催される、世界最大のデジタル関連の展示会。CES2023は米国ネバダ州ラスベガス市で1月5日~8日(現地時間)に開催された。読み方は「シーイーエス」もある。日本の展示会に同じものはないが、あえていうとCEATEC(シーテック、旧エレクトロニクスショー)であろうか(日本のメデイア、日刊工業新聞などが両者を比べて論評している)。

0-10mV(ぜろじゅうみりぼると)

計測器のアナログ出力の方式の1つ。測定値を直流の0~10mVの範囲で出力する。計測器や計装機器は4-20mAが多い。アジアで唯一の日射計のメーカである英弘精機の製品(MS-80など)は0-10mV方式である。接続ケーブルも出力端は圧着端子(丸端子や棒端子)である。日射計の出力を受ける器機に都合が良い方式が0-10mVであると考えられる。

センサエキスポジャパン(せんさえきすぽじゃぱん)

(sensor expo japan) 毎年秋に開催される、センサの専門展示会。センサとその応用機器が出展される。 展示会のホームページには次のようにある。名称:SENSOR EXPO JAPAN(センサエキスポジャパン)。開催趣旨:「センシング技術」と「見える化」をテーマとしたビジネス創出のための、人・技術・情報が一同に会する展示会を目指し、社会発展と各産業の課題解決を目的とする、次世代につながる「DX時代」の実現に貢献する。主催:産経新聞社。 計測・計量・試験・検査の展示会と併設。西暦で奇数年は測定計測展とTEST(総合試験機器展)が併設。偶数年はINTERMEASURE(インターメジャー)、総合検査機器展(非破壊検査機器の展示会)が併設。センサは様々な機器に使われるため、試験や検査の展示会が併設されている。

SENT(せんと)

(Single Edge Nibble Transmission)自動車で使われているシリアルバスの1種。参考記事:技術情報・レポート/市場動向レポート/「自動車ECUのインタフェース」https://www.techeyesonline.com/tech-eyes/detail/TechnologyTrends-2106/

セントロニクス(せんとろにくす)

(centronics)1970年代から最近まで使われていた、コンピュータ本体と周辺機器を接続するパラレル通信の規格。一回の伝送動作で8ビットのデータを伝送した。コネクタ形状は36ピンのアンフェノール(D-subコネクタ)で、シールドされていた。 1970年代にCentronics Data Computer社(セントロニクス社)によって開発されたので、「セントロニクス」と呼称される。1980年代にはパソコンとプリンタをつなぐ方式として広く普及し、1984年にはこの仕様をベースとして国際規格のIEEE 1284が策定されている。プリンタ用のデファクトとして普及したので別名:プリンタ用インタフェースとも呼ばれた。プリンタの接続ケーブルを「セントロ」と呼んでいた。現在はUSBに取って代わられたので、古いプリンタのインタフェースである。 参考用語:でぶ・・1980年代から1990年代に普及したプリンタ用のバッファ機器。

  • 1