計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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FFP(えふえふぴー)

(Far Field Pattern)半導体レーザーの出力光はビーム断面が楕円錐状に拡がっていく。ビーム形状は出力端近傍と数cm離れた場所で異なり、近傍をNFP(Near Field Pattern)、離れた場所をFFPと呼ぶ。

FCコネクタ(えふしーこねくた)

光通信に使われる代表的な光コネクタ。単芯で、コネクタ外観は丸型、嵌合後に外側を回して固定する(締める)。1980年にNTTが基幹通信網に光を導入した際にすでにあり、当時はFCコネクタがほぼ代表的なコネクタだった。現在もそれは続いているが後に開発されたSCコネクタを現在は標準にしている機器も多い。NTTの機器は長らくFCコネクタだったため現存している面もあるが、現在広く普及している光コネクタである。

FTTH(えふてぃーてぃーえっち)

(Fiber To The Home)2000年代にCATVやADSLが普及し始めると、従来からアクセス網の光ファイバ化を構想していたNTTが「家まで光ファイバを引き込む」をスローガンに(コアネットワークだけでなく)アクセス系の通信網も光通信にすることで高速・大容量化を進展させようとした。家だけでなく事業所も含めてFTTP(Fiber To The Premises、敷地までファイバを)と呼ぶときもあった。アクセス系光通信網を完成することによって、広範囲にわたるユーザに高品質の通信を提供することを目指した。具体的な方式としてPON(Passive Optical Network)などが導入された。2022年現在はあまりFTTHということばは聞かなくなったので、ISDNと同じように、通信用語としては過去のもの(死語)になりかけている。

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