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- 非線形回路網(ひせんけいかいろもう)
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(Non-linear network) 入力信号の周波数成分と出力信号の周波数成分とが異なる回路網をいう。即ち、非線形回路網は、非直線性を示す回路要素を含んでいるために入力信号の周波数成分とは異なる周波数が生成されたり(高調波や相互変調波など)、周波数変換された信号が出力されたりする。
- ピークパワーメータ(ぴーくぱわーめーた)
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(peak power meter) 高周波電力計(RFパワーメータ)の1種。無線通信計測器の雄、国産のアンリツにはピークパワーメータML2496AやピークパワーセンサMA24400Aがあり、「送信機のパワーエンベロープを精密・正確に測定するので、OFDMのような複雑で新しい変調技術を使う無線システムの評価に最適である」旨がPRされている。エンベロープとは信号の最大値と最小値(ピーク同士)を結んだ包絡線のことで、無線通信の電力(パワー)の最大値(ピーク)を表示できる測定器が、ピークパワーメータである。 キーサイト・テクノロジーは1955年にマイクロ波のパワーメータ、430Cを発売している老舗だが、1981年にピークパワー型のセンサ84811Aを発売している。同社の8900シリーズは1990年代のピークパワーメータで、周波数範囲100MHz~18GHzのRFパルスのピークパワーを直接表示できた。後継器のパワーメータE4416A(やE4417A) EPM-Pシリーズは84811Aセンサと併用してピークパワーを測定した。 無線通信の技術進歩で、伝送機器は高速・広帯域化し、デジタル変調などが普及すると、ピークパワーの測定が重要になった。現在のRFパワーメータやRFパワーセンサはピークパワー対応が多い。アンリツが2000年代に発売したML248xA / ML249xAシリーズの品名は「ワイドバンド・ピークパワーメータ」で100kHz~50GHzに対応する。海外のBoonton(ブーントン)社には、研究・開発向けのピーク・パワー・アナライザ4500Cがある(国内の販売店はコーンズ テクノロジー株式会社)。
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