計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
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クーロメトリ法(くーろめとりほう)

DIN EN ISO 2177に準拠した、金属皮膜の厚さを測定する電解法。目的成分を電流効率100%の条件下で電解し、これに要した電気量から定量分析を行う方法。膜厚測定器のフィッシャー社の方式は測定セルを皮膜定膜に密着させて、一定の測定面積・電解液・電流のもと皮膜定膜の電気分解を時間と電圧の変化により分析する。つまり、電気メッキの逆の工程を厳密に各数値を計測しながら行う。別名:電量分析法、電解式。(フィッシャー・インストルメンツの膜厚測定、素材分析、材料試験、表面特性解析に関する用語集より)

屈折率計(くっせつりつけい)

(refractometer) 屈折率の測定器で、「屈折計」ともいわれる。屈折率とは光が物質を通過する際に曲がる度合い。光の屈折(refraction)を利用して溶液の濃度などを測定している。日本薬局方に「屈折率測定法における屈折計の仕様に関する規定」が記載されていて、屈折率は医薬品の品質管理の指標として使われる。尿の比重や尿蛋白を液体の屈折率から測定する医療器から始まったアタゴ(国産メーカ)は糖度計や濃度計のトップメーカである。アタゴの「ポケット糖度計・濃度計PALシリーズ」には「屈折率目盛りの表示」モデル(PAL-RI)があり、薬品や化学製品のような屈折率で管理する液体の測定向けである。つまり屈折率計と糖度計は同じカテゴリーの測定器といえる。 屈折率計と屈折計は「光の屈折を利用した計測器」としては同義だが、「屈折計」はより広義である。屈折率そのものを測定すると屈折率計、屈折率から算出される濃度を測定すると濃度計や糖度計と呼ばれる。では屈折計が屈折率計などの総称かといえば、工業計器のエマソン(Emerson Electric Co.)や分析機器の日立ハイテクには「プロセス屈折計」なる製品群がある。両社は計装(プロセス)分野の屈折率計をこのような名称で呼んでいる。温度・湿度センサが得意なヴァイサラには「半導体製造プロセス向け屈折率計 PR-33-S」があり、製造現場の薬液モニタに使われる。同じプロセス用途でもヴァイサラの名称は屈折計ではなく屈折率計である。屈折率の測定器は広範で奥が深く、名称も統一されていない。俯瞰して全体を解説できる専門家は多くない、と筆者は想像する。 屈折による微細な反射波(電気信号や光)を捉えて距離を測定する計測器/手法がTDR(Time Domain Reflectometer / Reflectometry)である。光測定器のOTDRは通信工事事業者の必須ツールになっている。反射(reflection)はリフレクション、屈折(refraction)はリフラクションで英語のスペリングが似ている。 屈折率(refractive index)とは真空中の光速を物質中の光速で割った値で、物質中での光の進み方を記述する指標である(Wikipediaより)。

クライオスタット(くらいおすたっと)

試料を低温に保つための装置。物性測定、構造解析、光学測定などで計測器とともに使われる。

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