計測関連用語集

TechEyesOnlineの用語集です。
計測・測定に関連する用語全般が収録されており、初めて計測器を扱う方でも分かりやすく解説しています。
フリーワード検索をはじめ、カテゴリー、索引から簡単にお調べいただけます。

フリーワード検索

検索用語一覧

3

各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。

FPA(えふぴーえー)

(Focal Plane Arrays)非接触温度計(サーモグラフィ、放射温度計)の用語。多素子型センサの一種で、2次元センサのこと。受光部が面全体であるため、単素子型や多素子(1次元アレイ)のものに比べカメラ内部にミラーを用いた機械的走査部を必要としない。近年、カメラの小型化などから多くのセンサがFPAへと移行している。関連用語:UFPA、マイクロボロメータ 。(日本アビオニクス株式会社の「赤外線や工業計測器に関する用語」より)

FVコンバータ(えふぶいこんばーた)

周波数(Frequency)を電圧(Voltage)に変換する機器。

FAMOS(ふぁもす)

(fast analysis and monitoring of signals) 元々の英語を翻訳すると「信号の高速分析と監視(モニタリング)」。ひずみ測定が得意なドイツの計測器メーカimc(正式にはimc Test & Measurement GmbH)社は1987年にWindows3.11版のFAMOSをつくった。画像解析など、測定結果を視覚的に表示する、グラフィカル データ分析プログラムである。多くのサイズのデータの高速表示と処理を行えることが特長である。 Imc社の日本での販売を行っている東陽テクニカは「imc FAMOS 波形解析ソフトウェア」と題したリーフレットをつくっている。「1989年にWindows波形解析ソフトウェアとして開発されたimc FAMOSは、試験計測技術者に対して試験計測後のPCを使った測定データの観察・解析・報告書作成をサポートする」とある。 FAMOSは自動車産業、輸送機器産業、電力産業、重工業などの多くの産業で、試験計測の後処理業務(バックエンド)で採用され、試験計測業務の効率改善(測定データの観察・解析・報告書作成など)に寄与している。 imc社にはハードウェアとしてのデータロガー(CRONOS PLやCRONOS compactなど)があるが、他社の計測器で収集したデータをFAMOSで処理している技術者もいる。それくらい、振動やひずみの解析ではシェアがあるソフトウェアがFAMOSである。自動車業界で導入されたデータロガーであるDEWETRON(デュートロン)も強力な解析ソフトであるDEWEsoft(デューソフト)が強みだった。

  • 1