カテゴリー検索
索引検索
検索用語一覧
5件
各用語の詳細ページでは関連用語などを確認することができます。
このアイコンが表示されている用語には、詳細ページに図解や数式での説明があります。
- 平衡相対湿度(へいこうそうたいしつど)
-
(Equilibrium Relative Humidity)[水分用語] 吸湿性の物質が周囲環境との間で水分の交換が無い状態での相対湿度。略記:ERH。 空気とその近傍のどの物質とも正味の水分の交換がない場合の空気の相対湿度(「気体中の水分管理」の会社、株式会社テクネ計測の「湿度で良く使われる用語」より)。
- 平衡調整確度(へいこうちょうせいかくど)
-
(balancing accuracy) 平衡調整動作の確度。入力ひずみ値などに換算して示される。(ひずみ測定器メーカである株式会社東京測器研究所の「測定器の概要と主な用語」より) 参考用語:平衡調整範囲、ブリッジ電源
- 平衡調整範囲(へいこうちょうせいはんい)
-
(balancing range) 測定器で調整できる初期不平衡値の範囲。ブリッジ電源に交流を用いた搬送波型測定器では、抵抗値だけでなく容量値についても示している。(ひずみ測定器メーカである株式会社東京測器研究所の「測定器の概要と主な用語」より) 参考用語:平衡調整確度
- ペルチェ素子(ぺるちぇそし)
-
電流によって温度を制御できる熱電素子の1種。
- 変位計(へんいけい)
-
(displacement meter) 物体が空間的に移動した距離(変位量)の測定器。物体の高さ、幅、厚みなどの寸法測定や、変形・ひずみの測定にも利用される。変位と長さ(距離)は同じ単位なので、変位計と寸法測定器は似ていて、ほぼ同じ要素技術を使っている。寸法計測のメーカであるミツトヨ(レーザー変位センサ、リニアゲージ、測長機)や、ひずみ測定器(応力測定)のメーカ(東京測器研究所、共和電業など)などが変位計/変位センサをつくっている。 対象物に直接触れて測定する「接触式」と、光や磁界、音波などによって触れずに測定する「非接触式」の2種類がある。非接触式の代表機種はレーザー変位計で、HP(現キーサイト・テクノロジー)は老舗である。 センサのトップブランでであるキーエンスやオムロンは、もちろん変位センサを多くラインアップしている。トルクメータや荷重測定器をラインアップするユニパルス株式会社は変位計測も得意で、HPでは変位計の種類や用途について、自社製品を例に解説している。調芯用の3軸ステージをつくる駿河精機株式会社の主力機種はレーザオートコリメータで、非接触の変位計の1種である。 長さの測定には定規やものさし、巻き尺などを誰でも使用する。精密な測定にはノギスやマイクロメータ、各種のゲージ(ダイヤルゲージやハイトゲージなど)がある。形状測定をする機器は3次元測定機と呼ばれる装置である。ノギスやマイクロメータは変位計と同じ物理量測定器に分類されるが、ものさしと同じく市井の電気器具店でも販売されている。ダイヤルゲージやハイトゲージは機器だがシックネスゲージの外観は器具である。長さを測定する物は器具から機器(測定器)まで広範な種類がある。 長さの測定器は「長さ計」ではなく寸法測定器と呼ばれる。距離計(distance meter)という呼称はあるが、長さ計(length meter)ということばはほとんど聞かない。変位計は長さの測定器だが、その心臓部である変位センサは生産ラインに設置されて、位置決めなどに使われる機器(部品)である。 TechEyesOnlineでは長さ(距離)は物理量なので、温度や振動、騒音、ひずみ、圧力などと同じく物理量測定器に分類している。ただしこれが正しい唯一の分類とは限らない。生産現場の製造装置や検査機器で、形状測定のカテゴリーに寸法測定器を分類しても違和感はない。ノギスやマイクロメータはオシロスコープやマルチメータのような電気測定器とは立ち位置が異なる機種群である。変位計/変位センサも物理量測定器の範疇に納まっているわけではない。
- ◀
- 1
- ▶