LVB440 IPパケット監視装置は、マスターコントロール、回線、制作/報道スタジオなど、高ビットレートIP メディアトラフィックを複数監視し、迅速なトラブル対応や品質向上に力を発揮します。デュアル40Gbpsのビットレート、ST2110およびST2022-6の非圧縮とST2110-22(JPEG-XS)圧縮に対応し、SDから4K(UHD)までのストリームを監視します。オプション追加によりデュアル60Gbpsをサポートし、8Kのストリームが監視可能です。非圧縮ビデオとオーディオをマイクロ秒の精度でパケット分析できます。
また、JPEG-XSデコードオプションを追加すると、ST2110-22(JPEG-XS)で圧縮されたストリームの映像信号をピクチャー表示やベクトル表示などで評価できます。
同時に最大8人のクライアントが標準のWebブラウザで分析データを見ることができ、国際的なスポーツ大会では海外からのリモートプロダクションに使用されるなどの実績があります。
大量のストリームを扱う放送局やネットワーク事業者に分析ソリューションを場所を選ばずリアルタイムに提供します。
・100msの分解能でパケットを監視
・パケットの異常か機器の不具合かを判断
・8ユーザー同時に別画面でのアクセスが可能
・最小2フレームの遅延で映像確認が可能
・ST2110およびST2022-6 IP規格対応
・標準でST2110-22(JPEG-XS)の測定が対応、オプション追加によりデコードにも対応
・SFP 10G、25G、40G、100G対応
・解析帯域幅は40Gbpsに対応、またオプション追加により60Gbpsに対応
・プライマリとセカンダリの両方のネットワーク回線でのパケット損失とジッターが確認可能
・IPジッターは、隣接する2つのIPパケット間の到着時間の変化を可視化する事が可能
・パケットロストが1パケット起きてもエラーログとして記録
・最長4日間のエラーログ記録
・PTPロック状況、グランドマスター情報、Clock Identity、timeディレイ、ANCの確認が可能
・IPシステムでどの映像が来ているか確認可能
・フリーズエラー、カラーフリーズエラー、無音エラー、位相ずれ音声エラーFECパケットロス、RTPパケットロス、同期エラー等、
・様々なエラー設定が可能
・複数のパケットを同時監視可能
・プライマリー、センカンダリーの選択ができタブ変更でそれぞれの映像確認が可能
・ネットワーク上全ての状況をグラフで時系列に確認可能
・NMOS対応の為入力されているパケットを自動認識可能
・NMOSのSDPファイル取得、表示およびデータダウンロード可能
・映像、音声、ANCのパケット状態を1画面で確認が可能
・ビデオフォーマット、エラー数、ビットレート、パケットレイト、画角、フレームレート、カラーシステム対応規格の確認が可能
・デコード機能はピクチャー表示、波形表示、ベクトル表示、CIE表示、HDR表示、オーディオバーグラフ、オーディオリサージュ、
・サラウンド表示、ラウドネス表示が可能
・動画のフレームとパケットキャップチャー機能にて、ビデオフレーム最大50フレーム、最大10000パケットのキャプチャーの確認可能
・プライマリー、セカンダリーのパケット遅延を測定
・アラーム閾値を設定でき、結果を色分け(重症時はオレンジ、ワーニング時は黄色、メジャー時は赤、致命的な場合は灰色)