計測関連用語集

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SiC(えすあいしー)

炭化ケイ素のこと。Silicon Carbide(シリコンカーバイド)。 半導体の材料元素はシリコンが主流だが、パワー半導体ではSiCやGaNを使った製品が普及しつつある。

SDRAM(えすでぃーらむ)

(Synchronous DRAM)内部的には、従来のDRAMと同じだが、外部バスインタフェースとのアクセスが一定周期のクロック信号に同期してデータを出力するように改良されたDRAM。クロック同期することにより、高速アクセスが可能となった。66MHz、100MHz、133MHzなどがある。ICEのリアルタイムトレースでは、この同期アクセス方法を解析して、ニーモニック表示を実現している。(株式会社Sohwa&Sophia Technologiesの用語集より)

SRAM(えすらむ)

(Static RAM)「スタティックラム」とも呼ばれる。ラムランダムにアドレスを指定して読み書きすることが可能なメモリ。電源を切ってしまうとデータが消えてしまう揮発性記憶デバイス。比較的に高速(最高数ns)にアクセスでき、DRAMのようなリフレッシュ機能がいらない分、ユーザボード上の回路が簡単に構成できる。構造上DRAMに比べてトランジスタが多く必要なため価格が高め。近年SDRAMなど、高速で低価格なデバイスが多く用いられるようになってきている。(株式会社Sohwa&Sophia Technologiesの用語集より)

System-on-a-Chip(しすてむおんちっぷ)

1つの半導体チップ上に、CPU、メモリ、I/Oその他が実装され、コンピュータシステムの動作に必要な機能がすべて組み込まれたLSI。マイクロコントローラ(MPU/CPU)に周辺のICの機能も集積したチップ、またはそのような設計手法を指している。 略記SoCの読み方は「えすおーしー」(または「しすてむおんちっぷ」)だが、「そっく」と解説している文献もある。今では「そっく」だとセキュリティー用語のSOC(Security Operation Center )を指していることが多い。

SPICEシミュレータ(すぱいすしみゅれーた)

SPICEは1970年頃に米国カリフォルニア大学バークレー校で、ICの設計検証を目的として開発された回路シミュレーション・プログラム(電子回路シミュレータ)。Simulation Program with Integrated Circuit Emphasisの略で、「集積回路に重点をおいたシミュレーション・プログラム」という意味。SPICEはソースコードが公開されているため、1980年代後半には各種の改良が加えられた商用SPICEが複数のベンダから発売され始めた(Spiceシミュレータと呼ばれる)。パソコン用に商用化されたのがPSpice(ピースパイス)で、米国の半導体開発用ソフトウェア(EDA)企業であるケイデンス社などがつくっている。LTspice(エルティースパイス)はAnalog Devices(アナログ・デバイセズ)社が開発したSpiceシミュレータで、スイッチング・レギュレータのシミュレーションでは通常のSpiceシミュレータより高速といわれている。リニアテクノロジー社にはLTspiceⅣ(エルティースパイス4)というモデルがある。アナログ・デバイセズやリニアテクノロジーというアナログ半導体メーカがつくっているということは、「SPICE(Spice)は、電子回路のアナログ動作をシミュレーションするソフトウェア」といえる。 趣味の電子工作の月刊誌「トランジスタ技術」の2021年10月号の見出しは「無償PSpice・LTspice回路動作フル解析ツール」である。

SOP(そっぷ)

(Small Outline Package )多ピン半導体の形状の1つ。平たい長方形の2つの長辺に外部入出力用のL字型のピンを並べている。表面実装用のパッケージの1つ。

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