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【展示会レポート】IIFES(アイアイフェス)2019

TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年11月27日(水)~29日(金)に東京ビックサイト西1~4ホールで開催されたIIFES(アイアイフェス)2019を回りました。従来の「システム コントロール フェア/計測展TOKYO」は「IIFES(Innovative Industry Fair for E x E Solutions」と名称変更し新たなスタートを切りました。PA(プロセスオーメーション)と計測器の総合展であることに変わりはありませんが、電機・計測産業を核とする産業界の最先端技術が集う場です。TEOは計測に焦点をあて、この展示会ならではの国内外リーディングカンパニーの製品を取材しました。まだ法令化されていないながら導入が進む新コスモス電機の空間ガス検知器、八洲貿易が33年前から輸入販売している校正用標準器のJOFRA温度キャリブレータ、発電所の定期検査では必需品、GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ(Baker Hughes)のDruck圧力校正器を紹介します。

  • ❶ 新コスモス電機株式会社
  • ❷ 八洲貿易株式会社
  • ❸ GEセンシング&インスペクション・テクノロジーズ株式会社(Baker Hughes)

レーザーによる最新の空間ガス検知

製品名: 遠隔型レーザー方式ガス検知器 レーザーメタンmini/レーザーファルコン
会社名: 新コスモス電機株式会社
説明者: 執行役員 インダストリ営業本部 営業開発部長 岩見 知明氏

岩見氏:当社はガス検知警報器の専門メーカです。レーザーを使ってメタンを非接触で検知するセンサがレーザー検知器です。展示品のレーザーメタンminiは約30 m先のメタン濃度をppmレベルで測定できます。都市ガスメーカや鉄鋼関係のお客さまが、配管の漏れを検知する日常点検で導入いただいています。発売後に改良を重ね、現行モデルは2016年から発売しています。

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