「展示会レポート」の検索結果

市場動向

2024/04/15
2024年1月31日~2月2日に東京ビッグサイトでは17の展示会が同時開催された。工場などの機器の制御に使われるEtherCATは、国内外の自動車や半導体製造装置メーカに導入が進む。計測と制御の総合展示会IIFESで、産業用ネットワーク団体として世界一になったEtherCAT Technology Groupの日本代表に話を伺った。日本カノマックスは多点式アネモマスター風速計を2021年にモデルチェンジし、部屋の各所の風速・温度分布を可視化するソフトウェアとの組み合わせで顧客ニーズに応える。世界中の他社より優れたModel 1580 / 1590の性能を、国内唯一の冷凍・空調・暖房機器の展示会HVAC&R JAPAN会場から紹介する。WELL-BEING TECHNOLOGYはひとに寄り添う「ウェルビーイング」の製品・サービスの総合展として初開催された。可変抵抗器の老舗、帝国通信工業はカーボンインクの技術を生かし、医療・ヘルスケア分野に参入した。同社の生体センサを使ったS’UIMINの脳波計測、ファーストスクリーニングのナトカリ比測定器(P-Scanシリーズ NaK Checker)を取材した。今回も最新の技術動向、オンリーワン製品について、計測の切り口でレポートする。
2023/11/21
2023年の測定計測展 / TEST 総合試験機器展 / SENSOR EXPO JAPANが東京ビッグサイトで9月13~15日に開催されました。TechEyesOnline(TEO)取材班は、今回も展示会レポートでまだ取り上げていない、興味深い3社を紹介します。1.光学・精密測定を中心に幅広い計測製品を展示する測定計測展から、電気・通信・水道の探索機で老舗のグッドマン。水道管の老朽化で需要が高まる漏水探索で、ガス方式導入を容易にする新製品HT-30小型トレーサーガス造成機と、業界動向。2.衝撃試験、振動試験、環境試験などの信頼性試験機メーカでつくる日本試験機工業会主催のTEST 総合試験機器展で、いすゞ製作所の最新の恒温槽。自動車のEV化でいまホットな環境試験器、リチウムイオン電池の充放電試験機。3.SENSOR EXPO JAPAN(センサエキスポジャパン)から、ガスセンサで世界トップを目指すフィガロ技研。環境問題を背景に転換が加速する冷媒ガスを検知するセンサや、エネルギーに関わる水素センサを通して、世界の動向や需要がわかります。
2023/11/10
キーサイト・テクノロジーはKeysight World 2023を8月29~31日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで4年振りの対面開催をしました。TechEyesOnline(TEO)取材班は会場内の展示コーナから3つの最新計測ソリューションを取材。1.「5G/FR2、サブテラヘルツ トラック」から、IoT機器ベンダの開発時期に合わせて今年2月発売の新製品、ローカル5Gの最新規格(リリース17 RedCap)に対応したシグナリングテスタE7515R。2.「高速デジタル、光電融合 トラック」から、IOWNなどで世界の先端企業が進める光半導体(シリコンフォトニクス)の実用化で必要になる光電融合デバイスの測定システム。偏波コントローラなどで光コンポーネント評価に実績のある同社が、光導波路の測定原理から測定系構築までを解説。3.最新の最速BERTによるPAM4/120Gbaudの光送受信モジュールの実演。広帯域オシロスコープを併用した伝送品質評価が用途によってどう行われるか、最先端のBER評価を紹介。
2023/09/14
テクトロニクスは7月6日 (木) にTektronix Innovation Forum (TIF2023) をステーションコンファレンス東京で開催しました。同社のイノベーション・フォーラムはコロナ禍で2020年からオンライン開催でしたが、4年振りに対面での開催となりました。会場内の製品展示コーナから、TechEyesOnline (TEO) 取材班が新製品や計測ソリューションを紹介します。まず、広帯域オシロスコープとBERTによる試験とは異なるPCI Expressの新手法が開発されました。新製品のマージン・テスタ TMT4は短時間で簡便にテストができ、価格も従来機材より安価です。次は、業界標準だったA6906シリーズの後継として2010年代にリリースした光絶縁プローブが、第二世代のTIVPシリーズになり、GaNやSiCの高速スイッチングに対応しています。パワー半導体のダブル・パルス・テストを紹介します。さらに、車載EthernetのPAM3アイパターンのオンリーワン測定手法、オシロスコープのFFT解析 (FRA) の最新トレンドを取材しました。
2023/08/18
自技会 (自動車技術会) が主催する技術展、人とくるまのテクノロジー展 2023 名古屋 (Automotive Engineering Exposition、7/5~7) は今年から新会場Aichi Sky Expoで開催されました。計測機器は出展カテゴリー「テスティング」を中心に約30社あり、過去61回の展示会取材で、190社近くを紹介してきたTechEyesOnline (TEO) 取材班は、展示会レポートで取り上げていない興味深い3社の製品を今回も紹介します。組み込み機器市場で有名なDTSインサイトが生産ラインの車載向けデバイス用につくった自動プログラミングシステムは、フラッシュへの書き込みがオンボードからデバイス書きに移行するのを先取りリリース。パワーエレクトロニクス市場に先進的な製品を提供しているMywayプラスは、電動モビリティのモータ、インバータの開発・評価を短縮する提案。パワエレに特化したHILSと大容量500kWまで対応のインバータエミュレータ。産業界からスポーツまで幅広くハイスピードカメラを提供するディテクトで、低速域市場で高シェアの同社が高速度カメラ市場を俯瞰した解説を伺いました。