TechEyes

2017/10/12

市場動向レポート 「自動車開発の安全・安心・環境分野における計測技術」2015年9月号 TechEyes Vol.13

注 : 本記事は、TechEyes 2015年9月号にて発刊された内容をそのまま掲載しておりますので、現在とは異なっている場合があります。


最近、テレビコマーシャルで自動車メーカ各社の「ぶつからない車」の宣伝を盛んに目にするようになりました。自動車メーカ各社は、走行性能はもとより、「安全」「安心(快適)」「環境負荷の軽減」といった技術の開発にしのぎを削っています。究極の進化形としての自動走行運転も実験レベルで行われるようになってきました。背景には車社会の成熟、高齢化社会の到来、女性の社会進出、地球温暖化、燃料の高騰などがあると思われます。過日、開催された「人とくるまのテクノロジー展 2015*1」では、自動車の安全・安心・環境技術の展示を多く見ることができました。今号では展示会の見聞も含め、自動車の開発に欠かせない計測技術の一端をご紹介します。

*1 公益社団法人 自動車技術会主催、本年は2015年5月20、21、22日に開催


クルマの「安全」「安心」

自動車事故はクルマに乗るものとして最大の関心(心配)事です。総務省統計局ホームページの統計データをみますと交通事故の件数、および死者数はこの10年で漸減傾向にあります(図1)。事故類型別交通事故件数では、車両相互の事故が大半を占めますが(図2)、さらに細かくみていくと追突が車両事故の41%を占め、続いて出会い頭の衝突が29%を占めます(図3)。

図1. 道路交通事故の件数
図2. 事故類型別交通事故件数

図3. 車両相互の交通事故の内訳
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