「センサ」の検索結果

市場動向

2023/11/21
2023年の測定計測展 / TEST 総合試験機器展 / SENSOR EXPO JAPANが東京ビッグサイトで9月13~15日に開催されました。TechEyesOnline(TEO)取材班は、今回も展示会レポートでまだ取り上げていない、興味深い3社を紹介します。1.光学・精密測定を中心に幅広い計測製品を展示する測定計測展から、電気・通信・水道の探索機で老舗のグッドマン。水道管の老朽化で需要が高まる漏水探索で、ガス方式導入を容易にする新製品HT-30小型トレーサーガス造成機と、業界動向。2.衝撃試験、振動試験、環境試験などの信頼性試験機メーカでつくる日本試験機工業会主催のTEST 総合試験機器展で、いすゞ製作所の最新の恒温槽。自動車のEV化でいまホットな環境試験器、リチウムイオン電池の充放電試験機。3.SENSOR EXPO JAPAN(センサエキスポジャパン)から、ガスセンサで世界トップを目指すフィガロ技研。環境問題を背景に転換が加速する冷媒ガスを検知するセンサや、エネルギーに関わる水素センサを通して、世界の動向や需要がわかります。
2023/09/28
2022年10月から施行されるとされていた、いわゆる「白ナンバ車」を使用する事業者に対して「アルコール検知器」による運転者の酒気帯び検査を「当面の間延期」となっていました。延期の主たる理由は、半導体不足による「アルコール検知器」の供給不足です。その後、半導体不足が改善されたことから、パブリックコメント※1を令和5年6月9日から令和5年7月8日までの間実施し、その結果を踏まえて「アルコール検知器」の使用義務化が規定されました。パブリックコメントの募集結果を閲覧できます。 2023年12月1日施行の道路交通法では、安全運転管理者の選任が必要な事業者を対象に、次の措置が必要となります。 1)運転者に対して、運転前後の酒気帯びの有無を「アルコール検知器」を使用して確認する。 2)「アルコール検知器」を常時有効に保持する。 3)確認内容を記録し、その記録を1年間保存すること。 なお、2022年4月1日施行の道路交通法の概要は以下の2点です。 1)運転者に対し運転前後の酒気帯びの有無を目視等で確認 2)確認内容を記録し、その記録を1年間保存
2023/03/01
TechEyesOnline取材班(TEO)は2022年9月14日(水)~16日(金)に東京ビッグサイト東ホールで開催した3つの併設展、計量計測展(INTERMEASURE)、総合検査機器展(JIMA)、SENSOR EXPO JAPAN(センサエキスポジャパン)を回り、計測器・検査機器を取材しました。計量計測業界の総合展示会である計量計測展は隔年秋の開催ですが2020年は中止になり、2018年以来のINTERMEASURE2022(第30回計量計測展)からは、電子天びんを豊富にラインアップするエー・アンド・デイの、防塵・防水等級IP67対応の台はかりを紹介します。4年ぶり開催の、非破壊検査主要企業が一堂に集まる国内唯一の展示会、JIMA2022(第11回総合検査機器展)からは、渦流探傷でセンサが自動距離補正する、ローマンのオンリーワン高性能モデルを取材しました。DX社会の実現に欠かせないセンシング技術を体感できる展示会のSENSOR EXPO JAPANからは、微差圧計測の分野を開拓した山本電機製作所に、製品の用途や導入事例を伺いました。
2021/07/26
独立行政法人 自動車事故対策機構 (NASVA) が令和3年5月25日に2020年度の「自動車アセスメント (JNCAP) 」評価結果を発表しました。ナンバー1になった車両はスバル レボーグです。自動運転に関する最近の情報ではホンダ レジェンドが自動運転のレベル3を認証されたと報道されました。今後も自動運転に関する技術は日々進化すると推察されますが、自動運転技術の基本は安心安全な車両が基本要件であることは変わりません。 本稿では、まず、2020年度自動車アセスメント結果の概要を解説します。次に自動車メーカ各社の代表車種に搭載されている安心安全装置の実装状況を説明します。自動運転のレベルの定義や最新動向を述べた後に、自動運転化の技術として、カメラやレーダセンサ、高精度地図の概要を説明します。具体的にはミリ波センサ、LiDAR、ダイナミックマップなどを概説します。最後に安心安全技術の開発に関連する計測器類を紹介します。
2020/01/08
センサの重要性は高まる一方です。材料・半導体技術、IT技術が、広範な産業分野に普及していることが背景と考えられます。センサを必要とする分野が拡大すると共に、スマートフォンやIT機器、自動車のように、センサを大量に使用する用途が出現しています。スポーツ・健康・医療の分野では、バイタル (生体) 情報を得るためのセンサのニーズが高まってきました。 今回は、その際に紙面の都合上「2017年10月号 TechEyes Vol.25」で触れることができなかった、少し毛色の違うセンサ (イメージセンサ、バイタルセンサ、匂いセンサ、圧電ライン/張力センサ) について、最近の話題を報告します。また、耐久性が要求される、インフラ向けセンサデバイスのパッケージングについても触れ、同時に、クラウド、AI、ビッグデータの活用についても紹介します。

学び情報

2024/04/22
本記事では、一般的な呼称のメモリレコーダに分類されるスコープコーダを理解する上で必要な基礎知識を、測定事例や使用上の注意点も含めて4回に分けて解説してきました。 今回は弊社メールマガジン「測友」のコラム「とも通信」担当の矢野が、スコープコーダDL950を担当する脱炭素ビジネス本部 技術部の岩野研二さんとマーケティング部の大越祐輔さんに、DL950を取巻く環境やスコープコーダの強み、新しい取り組みについてお聞きしました。 スコープコーダはオシロスコープとレコーダのいいとこどりをした製品で2つのモードがあり、スコープモードでは通常のオシロスコープと同じ操作法で電圧・電流の波形を観測でき、メモリーレコーダモードではさまざまな物理現象を多点で観測するのに適している。 電圧測定モジュールは高速(200MS/s、14bit、40MHz)から低速(1MS/s、16bit、300kHz)まで8種類、温度測定モジュールは熱電対を直接接続か外部スキャナ経由かで5種類ある。よく使われる熱電対や各種の電流センサを一覧表で示し、熱電対以外の温度センサも概説する。 電流プローブの注意点である周波数特性(最大入力電圧)や、一般のオシロスコープでは使わない絶縁型プローブについても触れる。 スコープコーダが多く使われるメカトロニクス機器やパワーエレクトロニクス機器での利用事例を多く紹介する。 記事を読むための特別な事前知識を必要としない、初めてスコープコーダを使用する人が学ぶための内容になっている。
2024/02/09
本記事では、一般的な呼称のメモリレコーダ に分類されるスコープコーダを理解する上で必要な基礎知識を、測定事例や使用上の注意点も含めて4回に分けて解説する。 第3回はDL950の振動測定用の加速度モジュール、回転体を評価する周波数モジュール、静ひずみや動ひずみを測定するひずみモジュールについて解説する。 振動センサの一覧表や加速度センサの製品例を示す。トルクの定義や、トルク検出器の中で計測器に良く使われる電磁方式を図解する。回転センサの一覧や、代表的な電磁ピックアップを示す。ひずみゲージを概説し、部品が適切な力で締め付けられて緩みがないか確認するボルト軸力センサを紹介する。センサから測定器までの結線図も掲載する。 基礎から学びたい方のために「振動・音響測定、加速度センサ、トルク検出器、ひずみゲージ」の各メーカの学習資料を紹介する。振動、騒音、回転、トルク、ひずみの測定事例として、EV用急速充電器の騒音測定や、パワーエレクトロニクス機器(インバータ/モータ)の試験などを掲載する。 記事を読むための特別な事前知識を必要としない、初めてスコープコーダを使用する人が学ぶための内容になっている。
2024/01/15
本記事では、一般的な呼称のメモリレコーダに分類されるスコープコーダを理解する上で必要な基礎知識を、測定事例や使用上の注意点も含めて4回に分けて解説する。 第2回は、スコープコーダ DL950を例に、本体の構造や電圧、電流、温度測定の入力モジュールについて解説する。 スコープコーダはオシロスコープとレコーダのいいとこどりをした製品で2つのモードがあり、スコープモードでは通常のオシロスコープと同じ操作法で電圧・電流の波形を観測でき、メモリーレコーダモードではさまざまな物理現象を多点で観測するのに適している。 電圧測定モジュールは高速(200MS/s、14bit、40MHz)から低速(1MS/s、16bit、300kHz)まで8種類、温度測定モジュールは熱電対を直接接続か外部スキャナ経由かで5種類ある。よく使われる熱電対や各種の電流センサを一覧表で示し、熱電対以外の温度センサも概説する。 電流プローブの注意点である周波数特性(最大入力電圧)や、一般のオシロスコープでは使わない絶縁型プローブについても触れる。 スコープコーダが多く使われるメカトロニクス機器やパワーエレクトロニクス機器での利用事例を多く紹介する。 記事を読むための特別な事前知識を必要としない、初めてスコープコーダを使用する人が学ぶための内容になっている。

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