「モータ」の検索結果

学び情報

2024/02/09
本記事では、一般的な呼称のメモリレコーダ に分類されるスコープコーダを理解する上で必要な基礎知識を、測定事例や使用上の注意点も含めて4回に分けて解説する。 第3回はDL950の振動測定用の加速度モジュール、回転体を評価する周波数モジュール、静ひずみや動ひずみを測定するひずみモジュールについて解説する。 振動センサの一覧表や加速度センサの製品例を示す。トルクの定義や、トルク検出器の中で計測器に良く使われる電磁方式を図解する。回転センサの一覧や、代表的な電磁ピックアップを示す。ひずみゲージを概説し、部品が適切な力で締め付けられて緩みがないか確認するボルト軸力センサを紹介する。センサから測定器までの結線図も掲載する。 基礎から学びたい方のために「振動・音響測定、加速度センサ、トルク検出器、ひずみゲージ」の各メーカの学習資料を紹介する。振動、騒音、回転、トルク、ひずみの測定事例として、EV用急速充電器の騒音測定や、パワーエレクトロニクス機器(インバータ/モータ)の試験などを掲載する。 記事を読むための特別な事前知識を必要としない、初めてスコープコーダを使用する人が学ぶための内容になっている。
2020/11/18
70年前に創業し、産業用電源を製造・販売している株式会社高砂製作所(以下、高砂製作所)は、国内初の技術を搭載した電源を次々に開発・提供してきた業界のパイオニアである。1959年の半導体直流安定化電源の開発から始まり、1966年に半導体化周波数交流安定化電源、1991年にワイド入力・ズーム出力直流電源、1993年にはアナライジング機能を付けた交流電源と、他社に先駆けた製品を発売してきた。2000年から発売した回生型モデルに続く製品として、2017年に電力回生型 双方向直流電源RZ-X 10kWモデルを発売し、その拡充として2020年10月に大容量100kWモデルを発表した。新製品開発の背景や今後の展望などを、技術本部 商品技術部の大沼 政和氏と営業本部 本社営業部 宮崎 裕久氏に伺った。
2018/08/08
自動車産業は大きく変化しつつあります。最近のトレンドとして、電動化(EV)、自動運転、カーシェアリングなどがありますが、なかでも電動化は、自動車の評価項目に従来は無かった電気測定が大きな比率を占めようとしています。モータ、インバータ、リチウムイオン電池など新しい装置を搭載した自動車評価を中心に、各計測器メーカのこれら分野に対する取り組み・測定ソリューションを紹介いたします。
2018/04/09
株式会社 高砂製作所(以下、高砂製作所)から、モータ・インバータなどのパワエレ機器開発に最適な電力回生型の双方向直流電源 RZ-Xシリーズが提供されている。高砂製作所の開発担当マネージャの難波氏とマーケティング担当の小池氏に、開発経緯を触れながらパワエレ機器開発などにおけるRZ-Xシリーズの双方向直流電源の有用性について紹介をしてもらった。
2018/02/06
家庭で使うエネルギーは、家計簿では光熱費に分類されます。光は照明(電気)。熱には空調(電気)、給湯・風呂(電気、ガスetc.)、調理(電気、ガス)があります。照明は、ほぼ100%電気といっていいでしょう。熱は給湯・風呂・調理でガスがありますが、全体でみると電気を使うものが多いですね。夏は、空調で電気の使用量が急増する季節です。

市場動向

2023/04/28
「モータ(motor)」は一般的には電気モータのことを「motor」と捉えられますが、電気や燃料をエネルギ源として、回転運動や往復運動に変換する機構の総称です。端的に言えば、「原動機」となります。オートバイや自動車は動力源として内燃機関が使用されるので、例えば「motor race」のことを「自動車レース」と訳されます。近年の自動車では多くのモータが使用されています。また、カーボンニュートラルに対応するため、電動化が進展しつつあり使用されるモータは増加の一途です。一般的な内燃機関の熱効率は40%前後ですが、モータの効率は80%を超えます。各所の情報によると車両一台当たり100個以上のモータが使用される例もあります。本稿では「電気モータ」に絞った情報を紹介します。
2021/10/18
2020年10月にホンダは2021年シーズンをもってF1 (Formula One) から撤退すると発表しました。最近では、BMWやアウディがFIAフォーミュラE世界選手権から撤退すると発表しました。コロナ禍の影響により、開催延期や中止、無観客での開催を余儀なくされていますが、今後も、モータファンの喜びを実現するために、置かれている状況に対応しながら発展していくでしょう。また、昨今のカーボンニュートラルの命題に対してもモータスポーツは種々の対応を提示しています。 本稿では、モータスポーツのカテゴリを概説します。デジタルモータスポーツや2輪車の例も示します。また、カーボンニュートラルに対応する電動化の関連技術について解説します。最後に車両開発に関連する計測器類を紹介します。
2021/08/02
TechEyesOnline取材班(TEO)は2021年6月23日(水)~25日(金)に東京ビッグサイト青海展示棟で開催されたTECHNO-FRONTIER2021を回りました。展示会はメカトロニクス、エレクトロニクスの要素技術によるものづくりの技術開発促進と課題解決の場として、モータ技術展などの10展示で構成されています。コロナ禍でオンライン展示が増え、リアル出展は減る中から、計測に関係するトップベンダーの製品を紹介します。 まず「電源システム展」では2014年設立のパワーエレクトロニクスメーカであるヘッドスプリングから昨年秋発売の最新直流回生電源、「モータ技術展」の東陽テクニカブースからは半世紀にわたり取り扱っているMAGTROL社の両軸型回転式トルクメータ(新製品)、「EMC・ノイズ対策技術展」からはイミュニティ試験の老舗、日本オートマティック・コントロールが取り扱うAmplifier Research社の高品質なRFパワーアンプを取材しました。
2018/05/23
TechEyesOnline取材班(TEO)は、4月18日~20日に幕張メッセで開催されたTECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)2018を取材しました。テクノフロンティアはメカトロニクスとエレクトロニクス、及び関連する専門領域の最新技術と製品が展示される大規模なイベントです。9つの展示会の合同展示から、本編ではモータ技術展、電源システム展、EMC・ノイズ対策技術展を取材したものを、Part1・Part2・Part3に分けてご紹介します。

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