TechEyes

2017/08/30

市場動向レポート 「太陽光発電システムの市場動向と評価試験に使われる計測器」2014年11月号 TechEyes Vol.08

注 : 本記事は、TechEyes 2014年11月号にて発刊された内容をそのまま掲載しておりますので、現在とは異なっている場合があります。


古くはサンシャイン計画に端を発したわが国の太陽光発電の技術開発は、1993年から再出発したニューサンシャイン計画に受け継がれ、世界最高レベルの変換効率を誇る太陽電池の開発成果に結び付きました。現在、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の主なエネルギー技術開発プロジェクトでも太陽光発電は事業・プロジェクトとして大きく取り上げられています。

市場の動向に目を転じれば、2012年7月の固定価格買取制度を契機に市場の状況は大きく変わりました。制度の開始前は住宅用(家庭用)が中心でしたが、開始後は非住宅用、すなわち店舗・公共・産業用、メガソーラーの拡大が急です。

今号では、普及が進む太陽光発電システムの市場動向と評価試験に使われる計測器について報告します。


太陽光発電システムの市場トレンド

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)、および一般社団法人日本電機工業会(JEMA)の公開データを参考に、太陽光発電の動向について触れます。

太陽電池の出荷量は、政府の住宅用発電設備に対する補助金制度が途切れた2006年から3年間は停滞がみられましたが、2009年1月の補助金制度の復活により、上昇基調を回復しました。これに2009年11月の余剰電力買取制度、2012年7月の固定価格買取制度の効果が拍車をかけ、2012年には国内向け太陽電池の出荷量の総計は3.81Gワットに拡大し、さらに2013年には8.55Gワットに急拡大しました。特に発電事業用を含む非住宅用の大きな伸びにより2012年、2013年は飛躍的な成長を示しました。一方、輸出は2010年をピークに減少に転じました(図1)。

図1 太陽電池 総出荷量の推移(単位:Gワット)

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