2023/09/28
2022年10月から施行されるとされていた、いわゆる「白ナンバ車」を使用する事業者に対して「アルコール検知器」による運転者の酒気帯び検査を「当面の間延期」となっていました。延期の主たる理由は、半導体不足による「アルコール検知器」の供給不足です。その後、半導体不足が改善されたことから、パブリックコメント※1を令和5年6月9日から令和5年7月8日までの間実施し、その結果を踏まえて「アルコール検知器」の使用義務化が規定されました。パブリックコメントの募集結果を閲覧できます。
2023年12月1日施行の道路交通法では、安全運転管理者の選任が必要な事業者を対象に、次の措置が必要となります。
1)運転者に対して、運転前後の酒気帯びの有無を「アルコール検知器」を使用して確認する。
2)「アルコール検知器」を常時有効に保持する。
3)確認内容を記録し、その記録を1年間保存すること。
なお、2022年4月1日施行の道路交通法の概要は以下の2点です。
1)運転者に対し運転前後の酒気帯びの有無を目視等で確認
2)確認内容を記録し、その記録を1年間保存