2024/09/20
キーサイト・テクノロジーはKeysight World 2024 ~ TECH DAYを8月2日(金)に東京駅のJPタワー ホール&カンファレンスで開催しました。ソリューション展示の30コーナの中から、量子コンピュータ(量子制御システム)、パワー半導体(動特性の評価)、電気自動車(バッテリの充放電テスト)、サイバーセキュリティ(OTネットワークの可視化)と、今回もTechEyesOnline(TEO)取材班は最新テクノロジーを紹介します。量子コンピュータ実現に向けて各国が研究を加速し、日本は超電導方式で世界をリードしています。キーサイトは産総研G-QuATから2023年に1000量子ビットシステム(マイクロ波PXI製品)を受注しました。システム概要や量子コンピュータの現状を伺いました。パワーデバイスのワイドバンドギャップ半導体が普及しています。キーサイトは電流プローブなどを開発して動特性評価システムをつくりました。SiCとGaNの違いなどを聞きました。自動車の電動化によって車載バッテリのパックテスト需要が増しています。欧州で実績を伸ばすキーサイトの充放電試験ソリューションを紹介します。工場のシステムがネットワーク経由で狙われ、大きな損害が出ています。対策に使われるネットワーク可視化装置で売上を伸ばす、Nozomi社Guardianが出展されました。
2022/08/09
自動車技術会が主催する「人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜」(Automotive Engineering Exposition)が、3年ぶりのリアル展示会として2022年5月にパシフィコ横浜で開催されました。テスティングのコーナには約130社が出展し、計測器/分析機器50社の中からTEO取材班は3社を取材しました。まずICEやプロトコルアナライザで実績のあるガイロジックが展示する、Technica Engineering社の車載ネットワーク機器。車載Ethernet100/1000BASE-T1の最新テストツール。次は自動車向け組込みシステム開発で知られるイータスが提案する、SDV開発ツールチェーン。CASEの先にある将来の自動車アプリケーションの開発環境につながる話です。最後は自動運転で脚光を浴びるRACELOGIC社のGPSデータロガー。超高感度RTK GPSシステムを搭載した7月発売の新製品について、VBOX JAPNで話を伺いました。
2020/02/19
TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年12月18日(水)~21日(土)に東京ビックサイトで開催された2019国際ロボット展(INTERNATIONAL ROBOT EXHIBITION 2019)を回りました。1974年以来2年おきの開催で23回目を迎える今年は、前回(2017年)を上回る637社・団体、3060小間と、過去最大規模です。「ロボットがつなぐ人に優しい社会」をテーマに、産業用ロボット、サービスロボット、特別企画の3ゾーンがあります。TEOは計測に焦点をあて、産業ロボットゾーン(西ホール)の計測器と、サービスロボットゾーン(南ホール)のやわらかロボット(Sofumo)を取材しました。歪ゲージによる応力測定でロボットのセンシング、品質向上に貢献する東京測器研究所のデータロガーやロードメータ、センサ専業からトルクアクチュエータに参入したユニパルスの最新トルク計測器、有機材料の新しい機能を創出し、発明した3Dゲルプリンタを使ってやわらかロボットを作った山形大学 ソフトマターロボティクスコンソーシアムを紹介します。