「ワイヤレス給電」の検索結果

市場動向

2019/06/04
TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年4月24日(水)~26日(金)にパシフィコ横浜 A/Bホールで開催されたOPIE’19(OPTICS&PHOTONICS International Exhibition 2019)展示会場を回りました。光関係の国際会議(OPIC)と連動しているため、国内最大規模の光関連展示会です。レーザや赤外・紫外応用製品、レンズなど世界の光学機器が一堂に会し、新年度の研究開発・設計に役立つ情報収集、光業界の動向調査の場として広く認識されています。展示会は6展の同時開催ですが、最も大きな「レーザーEXPO」をメインにPart1 計測器、Part2 装置に分けて紹介します。Part2は「レーザーEXPO」から、フジクラの展示会初公開、高出力加工用シングルモードファイバレーザを、サンエストレーディングブースからはオプトハブ製のポータブルBERTを、また光ビームを使い既存の無線給電より小型・長距離を可能にする、東京工業大学の光無線給電の研究成果を取材しました。
2019/05/21
電動歯ブラシやコードレス電話子機などでは、普及が進んでいる無接点の電磁誘導方式による充電が、なかなか携帯電話の世界では進みません。1W程度の充電と、携帯電話機に求められる5W、15Wの充電と同じにはできませんが、最近になってようやく、携帯電話機にもワイヤレス給電 (ワイヤレス充電やWPTと呼ばれる場合も多い) が脚光を浴びるようになってきました。スマートフォンの進化とともに、より利便性の高い機能をユーザが求めるようになってきたのが大きな理由でしょう。 一方、クルマに目を転じると、「ワイヤレス給電のテクノロジーが、今後、PHEV/EV普及の鍵となる」、「ワイヤレス給電の実用化に期待している」、「開発を加速したい」というような議論もでるようになってきました。この議論に応えるかのように、高い伝送効率を保ちながら、数kW、10kW超の、大きなパワーを無線伝送する製品も、展示会などで見られるようになりました。 本号では、熱い期待が高まる、ワイヤレス給電に焦点をあて、その技術や市場動向に触れます。

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