「光学・視覚測定器」の検索結果

市場動向

2023/08/18
自技会 (自動車技術会) が主催する技術展、人とくるまのテクノロジー展 2023 名古屋 (Automotive Engineering Exposition、7/5~7) は今年から新会場Aichi Sky Expoで開催されました。計測機器は出展カテゴリー「テスティング」を中心に約30社あり、過去61回の展示会取材で、190社近くを紹介してきたTechEyesOnline (TEO) 取材班は、展示会レポートで取り上げていない興味深い3社の製品を今回も紹介します。組み込み機器市場で有名なDTSインサイトが生産ラインの車載向けデバイス用につくった自動プログラミングシステムは、フラッシュへの書き込みがオンボードからデバイス書きに移行するのを先取りリリース。パワーエレクトロニクス市場に先進的な製品を提供しているMywayプラスは、電動モビリティのモータ、インバータの開発・評価を短縮する提案。パワエレに特化したHILSと大容量500kWまで対応のインバータエミュレータ。産業界からスポーツまで幅広くハイスピードカメラを提供するディテクトで、低速域市場で高シェアの同社が高速度カメラ市場を俯瞰した解説を伺いました。
2021/01/18
公益財団法人 交通事故総合分析センタが公表している統計データによると、交通事故の発生件数や負傷者数は平成15年以降は減少傾向にあるものの、死者数については下げ止まり感があります。死者数は歩行者や自転車、二輪車の割合が7割以上を占めています。自動車は各種の法規に準拠して設計され認証を受けた後に販売されていますが、より安心・安全な自動車開発の促進を目的にした自動車アセスメントが実施され、法規以上の安心・安全な自動車の普及が進んできました。 本稿では、まず自動車の安心・安全を評価する自動車アセスメントが導入された背景や評価方法を概説します。次に、日本の自動車アセスメントの評価項目や方法などを図表を使って示し、自動車の安心・安全を向上させる機能について説明します。今後の見直しによって適用される要件についても簡単に触れます。最後に関連する計測器として、自動車の安全試験に使われている高速度カメラを紹介します。
2019/04/26
TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年3月9日(土)~12日(火)に東京工業大学 大岡山キャンパス 体育館で開催されたJSAP EXPO Spring 2019 Exhibition(第66回応用物理学会春季学術講演会と同時開催の展示会)を回りました。薄膜形成・加工装置や真空機器、光学機器・光学測定器・レーザーなどのフォトニクス製品、冷却機器、電源、分析機器、材料など幅広く約150社が出展しました。ポスターセッションには多くの大学が研究成果の展示を行い見学者で盛況でした。ポスターセッションから東京理科大学のCNFフィルムを、真空コーナからPLDでは世界標準のパスカルの新製品、レーザーアシスト基板加熱機構を、フォトニクスコーナからレーザーテックの白色コンフォーカルなど6つの機能を備えたレーザー顕微鏡をご紹介します。
2018/12/20
TechEyesOnline取材班(TEO)は2018年11月1日(木)~6日(火)に東京ビックサイトで開催されたJIMTOF(Japan International Machine Tool Fair)2018を取材しました。Part1(別稿)では工作機械の新製品を掲載しましたが、本稿では工作機械や自動車業界に関係する計測器の中から、オリンパスの工業用内視鏡の新モデル、切削油などを自動測定するアタゴの濃度計、精密な3次元測定で生産ラインに全く新しいソリューションを提供する光コムのオンリーワン製品をご紹介します。