「電動車」の検索結果

市場動向

2021/10/18
2020年10月にホンダは2021年シーズンをもってF1 (Formula One) から撤退すると発表しました。最近では、BMWやアウディがFIAフォーミュラE世界選手権から撤退すると発表しました。コロナ禍の影響により、開催延期や中止、無観客での開催を余儀なくされていますが、今後も、モータファンの喜びを実現するために、置かれている状況に対応しながら発展していくでしょう。また、昨今のカーボンニュートラルの命題に対してもモータスポーツは種々の対応を提示しています。 本稿では、モータスポーツのカテゴリを概説します。デジタルモータスポーツや2輪車の例も示します。また、カーボンニュートラルに対応する電動化の関連技術について解説します。最後に車両開発に関連する計測器類を紹介します。
2021/09/27
9月7日からドイツ ミュンヘンで開催された国際モータショー「IAA MOBILITY2021」では、特にカーボンニュートラルの実現に向けた電動車両や技術の展示、発表が多くなされました。カーボンニュートラルに向けた動向が如何に重要かを物語っていると言えます。 本サイトでは、昨年12月、電動化に関する記事を公開しましたが、本稿ではその後の動向について概説します。各国の規制方針から始まり、各OEMの状況、特に6月の展示会「テクノフロンティア2021」で公開された宏光EV Mini (上海通用五菱の格安EV車) の特徴を、写真を交えて説明します。また、電動化関連技術としてCHAdeMOやChaoJiなどの充電スタンド (充電規格) や、水素ステーションなどの新燃料、太陽光発電を利用した水素製造施設FH2Rの例などを紹介します。最後に電動化の開発に関連する計測器類を示します。
2021/04/27
電池は私たちの身の回りで多く使われており生活に欠かせないものとなっています。スマートフォンやノートパソコンの普及に大きく寄与してきました。自動車の電動化 (電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車) でキーパーツとなるリチウムイオン電池の進化は世界レベルでの脱炭素化に向けた取り組みになってきており、性能向上や低コスト化が喫緊の課題となっています。 本稿では、電池の歴史を述べて、乾電池から鉛蓄電池、全個体電池まで一通りの主要な電池を俯瞰し、構造や原理を図解します。その後に自動車で採用されている電池の課題や今後の方向性について概説し、最後に電池の開発で使用される計測器の一例を紹介します。
2020/12/18
自動車業界は百年に一度の大変革期に直面していると感じている方は多いと思います。今後の自動車業界の方向性を示しているCASE※1の中で特に電動化については、日本国内のみならず世界各地で毎日のようにニュースで取り上げられ、自動車業界のみならず産業界全体の喫緊の大命題であると言っても過言ではありません。電動化が求められてきた背景は、経済成長に伴う石油エネルギーの急激な需要増大、大気汚染等への環境問題が顕在化していることです。 本稿では自動車業界における、電動化の世界市場での予測、関連する各国の規制の動向を概説します。またHEVやFCEVなどの電動車の種類とそれらの特長、電動化システムに採用されている主要技術(インバータやバッテリ)について図・表にまとめました。 最後に評価用測定器の代表例を紹介します。