「人とくるまのテクノロジー展」の検索結果

市場動向

2023/08/18
自技会 (自動車技術会) が主催する技術展、人とくるまのテクノロジー展 2023 名古屋 (Automotive Engineering Exposition、7/5~7) は今年から新会場Aichi Sky Expoで開催されました。計測機器は出展カテゴリー「テスティング」を中心に約30社あり、過去61回の展示会取材で、190社近くを紹介してきたTechEyesOnline (TEO) 取材班は、展示会レポートで取り上げていない興味深い3社の製品を今回も紹介します。組み込み機器市場で有名なDTSインサイトが生産ラインの車載向けデバイス用につくった自動プログラミングシステムは、フラッシュへの書き込みがオンボードからデバイス書きに移行するのを先取りリリース。パワーエレクトロニクス市場に先進的な製品を提供しているMywayプラスは、電動モビリティのモータ、インバータの開発・評価を短縮する提案。パワエレに特化したHILSと大容量500kWまで対応のインバータエミュレータ。産業界からスポーツまで幅広くハイスピードカメラを提供するディテクトで、低速域市場で高シェアの同社が高速度カメラ市場を俯瞰した解説を伺いました。
2022/08/09
自動車技術会が主催する「人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜」(Automotive Engineering Exposition)が、3年ぶりのリアル展示会として2022年5月にパシフィコ横浜で開催されました。テスティングのコーナには約130社が出展し、計測器/分析機器50社の中からTEO取材班は3社を取材しました。まずICEやプロトコルアナライザで実績のあるガイロジックが展示する、Technica Engineering社の車載ネットワーク機器。車載Ethernet100/1000BASE-T1の最新テストツール。次は自動車向け組込みシステム開発で知られるイータスが提案する、SDV開発ツールチェーン。CASEの先にある将来の自動車アプリケーションの開発環境につながる話です。最後は自動運転で脚光を浴びるRACELOGIC社のGPSデータロガー。超高感度RTK GPSシステムを搭載した7月発売の新製品について、VBOX JAPNで話を伺いました。
2019/06/20
TechEyesOnline取材班(TEO)は2019年5月22日(水)~24日(金)にパシフィコ横浜・展示ホールA~Dで開催された、人とくるまのテクノロジー展を回りました。自動車産業の第一線で活躍するエンジニアのための自動車技術専門展として1992年に始まり、28回目となる今年は624社(1197小間)の出展です。出展社カテゴリーは車体メーカ、テスティング、部品・材料、CAEソリューション、カーエレクトロニクスですが、約35%の大きなスペースを占有するテスティングゾーンから新製品、オンリーワン製品など3社を取材しました。気流計測技術をベースに自動車試験市場に多くの計測システムを提供してきた日本カノマックスの温熱環境測定用マネキン、ひずみ測定の総合メーカである東京測器研究所のドライブシャフトに挟み込むだけで測定できる摩擦型トルクセンサシステム、車載計器やランプなどの光学測定に定評のあるトプコンテクノハウスの面分光測定が可能な2D分光放射計を紹介します。