速納.com

学び情報詳細

自動車の最先端技術計測ソリューション特集

アンリツ株式会社のV2X評価ソリューション

アンリツ株式会社TOP

インターネットに接続された自動車環境では、他の車両や道路設備(車線、信号など)と通信を行う複数のセンサが使用されます。V2V(Vehicle to Vehicle)、V2X(Vehicle to X)として知られる現在のアプリケーションは、日本ではITSコネクトがありますが、今後数年間で同様のアプリケーションが世界的に自動車に搭載されることが見込まれています。
アンリツは、測定器本体とソフトウェアソリューションの包括的なセットを提供しており、最新のITS規格やIEEE 802.11p規格に基づいたテストソリューションを提供しています。


V2X評価ソリューション

MS2830Aは、2G/3G/LTE/WLAN/V2X(IEEE802.11p)の測定に適しています。変調特性の測定のほか、隣接チャネル漏えい電力やスペクトラムマスクなどのTx特性の測定、広いダイナミックレンジを必要とするスプリアスの測定をサポートしています。信号キャプチャ機能とリプレイ機能を使用して、シミュレーションで得られた設計性能と実環境での効果を正確に比較できるため、製品の品質を検証することができます。

シグナルアナライザ
MS2830A

MS2830A
主な特徴
  • 9 kHz~26.5 GHz/43 GHzの周波数範囲
  • 90 GHzまでをカバーするミリ波帯外部ミキサ(オプション)
  • 6 GHz以上の周波数レンジでクラス最高の広ダイナミックレンジ
  • IEEE 802.11pに基づくV2Xテクノロジーに対応(オプション)
  • オプションの内蔵ベクトル変調信号発生器で、Tx/Rx特性を測定可能

V2X Tx測定用自動化ツール

V2X Tx測定用自動化ツール

V2XプロトコルモニタとV2Xメッセージビューア

V2XプロトコルモニタとV2Xメッセージビューア

✔ V2X Tx測定用自動化ツール、V2XプロトコルモニタとV2Xメッセージビューアは、MS269xAとMS2830Aに使用するソフトウェアです。
✔ V2X Tx測定用自動化ツールは、V2X RF特性測定に対応し、測定時間の短縮と容易な測定系構築に役立ちます。日本、北米、欧州の3規格に対応します。
✔ V2XプロトコルモニタとV2Xメッセージビューアは、V2X通信メッセージ確認ツールです。
✔ V2X機器の開発においては、客観的なMessage検証環境を構築するのが非常に困難ですが、V2Xプロトコルモニタ/メッセージビューアと本体のMS269xA またはMS2830Aを使用することにより、環境構築の負荷を軽減できます。
✔ このソフトウェアツールは、日本および北米規格に対応し、将来欧州規格にも対応予定です。




ユニバーサルワイヤレステストセット
MT8870A

MT8870A
主な特徴
  • 通信モジュールの量産工程向けに設計されており、テストモード環境下で最短のタクトタイムを実現
  • 2G/3G/4G携帯電話、WLAN、Bluetooth、V2X、GPS、地デジ放送、FMラジオなどの主要な無線通信・放送規格をサポート
  • 1台のシャーシに最大4個の高性能測定ユニットを装着できるモジュラ構造
  • 独立した信号発生器とシグナルアナライザを各測定ユニットに内蔵
  • 10 MHz~6 GHzの広い周波数範囲、IEEE802.11ac/LTE-Advancedはもちろん将来の規格に対応できる160 MHzの測定帯域幅

MT8870Aは、すべてのワイヤレステクノロジー機器の量産工程における試験に適したソリューションです。チップキャリブレーション、ベリフィケーションなど関連規格に準拠した試験の高速測定を可能にする、量産工程において理想的なソリューションであるため、多くのスマートフォンメーカでの採用実績を誇っています。



執筆協力: アンリツ株式会社 ホームページは こちら
アンリツ株式会社のV2Xテストソリューションは こちら

速納.com