セミナー情報

2024/04/11

PID制御設計 1:制御対象の数式モデルと応答解析手法(過渡応答、周波数応答) / 日本パワーエレクトロニクス協会

主催会社 日本パワーエレクトロニクス協会
イベント名 PID制御設計 1:制御対象の数式モデルと応答解析手法(過渡応答、周波数応答)
開催日時 2024年4月11日(木) 13:00~17:00
開催方法 Zoom ウェビナー
受講料 ¥33,000(税込)
内容 最初にPID制御系の基本構成と「制御設計とは何をすることか?」を説明します。
制御設計を行うためには、制御対象を数式記述する必要があります。本講座では数式モデルと呼びます。数式モデルとしてブロック線図と伝達関数を使用します。そこで、ブロック線図を求めるためのラプラス変換と、ブロック線図から伝達関数を求める方法を説明します。
伝達関数は入力信号と出力信号の関係を表す式です。入力信号が変化した時の出力信号の変化を伝達関数を用いて調べる方法として、過渡応答と周波数応答があります。そこで、これらの応答の求め方を例題を用いて説明します。
さらに制御設計においては安定性が大切な判定項目となります。そこで、制御系の安定性について説明した後、安定性と過渡応答・周波数応答との関係を説明します。最後に、伝達関数を用いた安定判別法を説明します。

特長

  • モータ制御やパワエレ回路に適用されているPID制御系の設計手法を基礎から学ぶことができます。
  • 高校レベルの数学知識があれば内容を理解できます。
  • 本講座はPID制御設計 1 と 2 の 2 つに分かれていますが、PID制御設計 1 では設計に必要な制御理論を例題を用いてわかりやすく説明します。

学べること

  • PID制御系(フィードバック制御系)の基本構成
  • 直流モータおよび抵抗、リアクトル、コンデンサから構成される電気回路のブロック線図や伝達関数の求め方
  • 伝達関数を用いた過渡応答や周波数応答の調べ方
  • PID制御設計で重要な安定性と過渡応答・周波数応答との関係
補足:交流モータのブロック線図はPID制御設計 2 で学びます。

プログラム

  1. フィードバック制御系の概要
  2. 制御系の基本要素とラプラス変換
  3. 伝達関数とブロック線図
  4. ブロック線図の結合
  5. 過渡応答と安定性
  6. 周波数応答
  7. 質疑応答
対象
  • 産業分野を始めとする様々な分野で適用されているPID制御系の設計手法を基礎から学びたい方
  • 直流モータの制御方法、それを応用した交流モータのベクトル制御方法を基礎から学びたい方
  • フィードバック制御理論を学びたい方や復習したい方
受講特典 実務者のためのPID制御設計(小山正人 著)
主催者の申し込みページ 以下のリンク先からお申し込みくださいPID制御設計 1:制御対象の数式モデルと応答解析手法(過渡応答、周波数応答)


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