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「常に独創性溢れる製品を出し続けたい」共立電気計器インタビュー


多機種がネットワークを介してタブレットで見られるようにしていきたい


Q:JECA FAIR(ジェカ フェア、旧電設工業展)の製品コンクールで2年連続して受賞されていますね

加藤氏: I0rとBluetoothメガが2年連続で受賞しました。2001年に初めて受賞して合計で4回目です。一番の理由は世の中にない製品ということで、かつユーザが良いと評価していただいたことが選考基準のようです。当社のような大手でないメーカで賞をいただけるのは、技術面の実力がご評価いただけたのかな、と嬉しく感じています。I0rも10年位前から他社製品がありましたが、当社は後発ですから課題だった精度向上と記録計機能を付加しました。単に記録計を付加したのではなく、(精度向上とともに)測定速度を速くできたので瞬間の漏電も取りこぼしのない記録計機能を付けられたのです。これにより、I0rの長期記録と、瞬間の漏電を同時に記録したいという需要にお答えできました。

Q:御社の今後の展望をお聞かせください

久保氏: 当社は海外比率が高いので、国内では一部のお客さまにしか知名度が無いかもしれませんが、簡易接地専用の接地抵抗計やコンセントテスタなどオリジナル製品もあります。今後は一製品だけでなく、多機種がネットワークを介してタブレットで見られるようにしていきたいと考えています。冒頭にお話ししたBluetoothのアナログメガはその奔りです。JECA FAIRの受賞が目的ではありませんが、常に他社にないKEW(共立)製品を出し続けられたら、と思っています。

KEW 3441BT

KEW 5050
JECA FAIR 2016 中小企業長官賞を受賞



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KEW 5050.pdf

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