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2017/11/16

バナー画像シリーズ【Vol.1】紅葉の名所を訪ねて

"TechEyesOnline”のバナー画像として採用した取材先をご紹介していくシリーズです。
うつろい変わりゆく季節感や日本の四季折々を、TEO取材班がお届けします。 第一回は、”紅葉の名所を訪ねて”です。

バナー

紅葉の名所を訪ねて

文知摺観音 普門院1

文知摺観音 普門院 (春日灯籠と紅葉)


「陸奥 (みちのく) の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに
乱れそめにし われならなくに」


歌意
(陸奥の“しのぶもぢずり”の模様のように、私の心は乱れはじめてしまった。
それは誰のせいでしょう。私のせいではないのに。)


文知摺観音 普門院2

住職こだわりのモミジは圧巻



小倉百人一首で詠まれた“しのぶもぢずり”は、現在の福島県信夫郡で作られていた乱れ模様の摺り衣で、石に忍草などを擦り付けた染物。


歌は、忍ぶ(忍草)と信夫が掛詞となり、「忍ぶ恋」を含意する。また、「乱れ模様」と「乱れる私の心」、「染め」と「初め」とが掛けられている。


文知摺観音 普門院3

境内の路

文知摺観音 普門院4

放生池



作者の河原左大臣こと源融(みなもとのとおる)は嵯峨天皇の皇子で、京都の加茂川西岸の河原院を邸宅とし、光源氏のモデルといわれた人物。

文知摺観音 普門院5

院内には美術資料館の「傳光閣」もある

文知摺観音 普門院6

安洞院多宝塔(福島県指定重要文化財)




源融が按察使としてこの地を訪れ、虎女との恋に落ちたという伝説が今も語り継がれている。

境内の奥には、源融と虎女の墓が並んであった。

文知摺観音 普門院7

文知摺石

文知摺観音 普門院8

大震災以降、ライトアップは行っていない





“しのぶもぢずり”を作るのに使われた文知摺石が今でも残っていた。

松尾芭蕉もこの石を見るために信夫の里を訪ねたと「奥の細道」に書いている。

文知摺観音 普門院9

鐘楼堂


文知摺観音・普門院


信達三十三観音第2番札所
〒960-8202 福島市山口字文字摺70
電話 024-535-1471

【拝観時間】
午前9時~午後5時(冬季4時)
年中無休(正月三日間は資料館のみ休館)

【拝観料】
境内の拝観は無料
資料館見学は大人200円、小中学生100円、未就学児無料

TEO取材班
(取材日:2017年11月4日)


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