TechEyes

2017/12/20

市場動向レポート 「計量計測トレーサビリティと校正管理概論」2017年2月号 TechEyes Vol.21

注 : 本記事は、TechEyes 2017年2月号にて発刊された内容をそのまま掲載しておりますので、現在とは異なっている場合があります。

私たちの生活は、科学技術の恩恵によりさまざまなものが製品化され、便利で快適な生活を送れるようになりました。「モノ作りの基本は測ること」といわれるように、研究・開発・製造・検査などのいろいろな工程で計測器による測定が行われています。今号では、計量計測トレーサビリティと校正管理の概要についてご紹介します。

計量計測トレーサビリティ

“トレーサビリティ”は、「Trace(追跡)」と「ability(可能)」から成る言葉で、身近に接する例としては農産物のトレーサビリティシステムが挙げられます。食品スーパーで農産地や生産者情報をPOP広告などで目にすることができますが、農産地や生産者からの流通、加工工程を通じて消費者に届くまでの工程を文字通りたどることができます。牛肉の例では、牛肉トレーサビリティ法が施行され、商品に付いている個体識別番号をシステムで検索すれば、「出生の年月日・雌雄の別・母牛の個体識別番号・種別(品種)・飼養場所の履歴」を知ることができます。こうしたシステムがあるおかげで私たちは、その食べ物の生まれから店頭に並ぶまでの過程を確認でき、安心して口にすることができるようになっています。

□計量計測におけるトレーサビリティと校正

計量計測におけるトレーサビリティシステムの由来は諸説あるようですが、独立行政法人 製品評価技術基盤機構 認定センターが発刊しているJCSS20年史から次のような話をご紹介※1 します。

プレミアム会員登録 (無料) が必要です

この記事はプレミアム会員限定です。
続きをお読みいただくにはプレミアム会員登録が必要です。