技術情報・レポート

2018/02/14

[計測器 誌上体験] 第1回「スペクトラム・アナライザ」

T&M分野の測定器は、多種多様なものがあり、難しそうにみえます。特に「***アナライザ」といった機種は、名前だけで難しそうに感じますが、基本操作はシンプルだったりします。そこで今回、基本操作を誌上で体験してみましょう(3ステップ)。 第1回目は、スペクトラム・アナライザ(略称:スペアナ)です。

(図1) スペアナの外観、接続

Step① Power ON、初期画面

Power ON後、しばらくすると立ち上がります。最近の機種は、Windowsベースが増えてきたので、Windows表示の後に計測画面になります。一般的に、初期画面は最大レベル・最大周波数範囲を測れるような設定です。(図2)

»基本操作は、2種類です(周波数の設定とレベルの設定)。
基本操作のボタンは使用頻度が多いので、他のボタンと比べて異なる色、他より大きな形状で、前面パネルの目立つ位置に配置されています。

(図2) Power ON、初期画面

Step② 周波数の設定(ラジオでいえば、選局操作)

[FREQ]or[Freqency]ボタン押します。⇒ サブメニューが表示される

中心周波数(画面中央)と、スパン(幅)を指定します。数値キーから入力したり、ロータリーノブで変化させます。(図3)

(図3) 周波数(画面の横軸)の設定

Step③ 信号レベルの調整

信号レベルを調節して、測定結果を見やすい大きさにします。調節は、最大値から徐々に小さくしていきます。これは、過大入力による機器の焼損を避けるためです。(図4)

[AMPTD]or[Amplitude]ボタンを押します。⇒ サブメニューが表示される

スペアナでは、縦軸は1目盛りで10dB(デシベル)です。

»測定結果
NHK FM放送(82.5MHz)が測定できました。音声有りのときのスペクトラムはオレンジ色で、音声なしのときのスペクトラムは、灰色で示しています。

(図4) レベル(画面の縦軸)の設定

スペクトラムアナライザの概要や用途については、バックナンバーをご参照ください。
『アナライザあれこれ(概要偏)』 『アナライザあれこれ 第1回「スペクトラムアナライザ」』


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