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M2Mと測定器

今回はM2Mについてお話しします。

Q. M2Mって何ですか?

A. Machine to Machine の略称です。
「機械から機械へ」 つまり、機器同士が情報をやりとりすることを指しています。M2Mの中心は、“無線センサ・ネットワーク(多数のセンサを無線でネットワーク接続)”です。高速道路や鉄橋・トンネルなどの社会インフラ点検の自動化が期待されています。

Q.どのような分野で使われていますか?

A. 身近なものだと、自動販売機の遠隔管理があります。
街中の自動販売機と管理センターのコンピュータ-が情報をやりとりすることで、担当者が現地にいなくても在庫状況や故障などを把握・管理できます。

Q. 電力会社の検針自動化という話もあるようですが?

A. スマートメーターのことですね。
スマートメーターとは、通信機能を備えた電力メーターのことです。従来の検針は検針員が各家庭を訪問して電力メーターを確認する方法でしたが、スマートメーターを導入すると、各家庭の電力メーターと電力会社のコンピュータ-が直接情報をやりとりできるようになります。電力だけでなくガス・水道でも導入が検討されています。

電力メーターにM2M対応の通信モジュールを搭載します

Q. どのような測定器が使われていますか?

A. M2Mで情報をやりとりするためには、機器に通信モジュールを搭載します。この通信モジュールを開発・設計・製作している企業では、次のような測定器を使用しています。

使用される測定器


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