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2018/05/09

【展示会レポート】カーエレクトロニクス技術展 Part1 計測器メーカ編

 TechEyesOnline取材班(TEO)は、2018年1月17日~1月19日に東京ビックサイトで開催されたカーエレクトロニクス技術展(カーエレ展、CAR-ELE JAPAN)を取材しました。本編では、計測器メーカとサービス関連企業を取材したものを、Part1・Part2に分けてご紹介します。

Part1(本稿掲載分)
❶ グラフテック株式会社 ❷ 株式会社ナックイメージテクノロジー ❸ 株式会社アドバンテスト 

Part2(別稿に掲載)
❹ 株式会社デンソーEMCエンジニアリングサービス ❺ 沖エンジニアリング株式会社 ❻ 横河レンタ・リース株式会社

 

❶ 多くのモデルがあるmidi LOGGER GLシリーズに2機種の新製品が登場

製品名: midi LOGGER GL980/midi LOGGER HV GL2000
会社名: グラフテック株式会社
説明者: 計測FA営業本部計測2部1課 係長 長谷 明彦 氏

 

グラフテック展示ブース

グラフテックの展示ブース

TEO:御社は可搬型のロガーでは、数年前からすでに国内ではトップシェアですね

長谷氏: ありがとうございます。大変多くのお客様にご利用いただいて感謝しております。

TEO:展示品の紹介をお願いします

長谷氏: 今回ご紹介するのは新製品のmidi LOGGER GL980とmidi LOGGER HV GL2000の2機種です。GL980は従来のGL900の新モデルで、GL2000はmidi LOGGER HVという新しいシリーズの新製品です。2機種は概観が4ch(GL2000)と8ch(GL980)の違いのようにみえますが、4chタイプGL2000の方はCATⅢ(※)600Vの規格に対応してカテゴリを高電圧仕様に変えたものです。
※CAT Ⅲ(キャットスリー):電圧スパイクに対する計測器の抵抗力を評価するために、IEC 61010-1などで規定されている測定カテゴリのひとつ。CAT ⅠからCAT Ⅳまである。

TEO:GL2000の一番のセールスポイントは、CAT Ⅲの高電圧の規格に対応したということですか?

長谷氏: はい、そうです。また、従来のGL900は最高サンプリング速度が10μsだったのに対し、GL980では1μsと一桁速くなっています。従来のGL900は実効値測定の場合は、カーソル間を実効値で示すという機能でしたが、GL980では実効値レンジというものを用意しました。

GL2000も、AC **Vという形で見たい場合、実効値レンジを選んでいただければ可能です。GL980の場合は、GL2000ほど高い電圧レンジはないのですが、例えば、加速度を測定する時のように実効値で測定したい場合などにも対応でき、GL900よりも機能を増やしています。

長谷氏

長谷 明彦 氏

GL2000

GL2000  
(クリックして拡大)

GL980

GL980  
(クリックして拡大)


TEO:御社のGLシリーズは電圧だけでなく、歪や音など、色々なセンサからの入力に対応してきたという記憶がありますが?

長谷氏: それはGL900シリーズの上位機種になります。GL7000シリーズが各ユニットで様々な測定に対応出来る構成になっています。その1段下のクラスがGL980、GL2000という位置付けです。GL7000は何でも測定できる最上位機種ですから、ユニットを多く使えば寸法も大きくなります。GL980、GL2000は高速サンプリング機能があるフィールド向きの汎用機種ということです。

TEO:昨今IoTと頻繁に言われるようになっていますが、センサの後にはロガーがあるので、そういう意味では御社は売上げを伸ばしているのではありませんか?

長谷氏: その通りで増えています。midi LOGGERシリーズで無線LAN機能があるGL240/GL840/GL100シリーズで対応しています。無線でIoTに繋がり、最終的にはクラウドに繋がるということで、色々な引き合いが出てきています。

当社が目指しているのは、ただのロガーとしてだけではなく、IoTの端末としてぜひ使っていただきたいということです。単に測定するだけではなく、測定したデータを活用できるための端末として使っていただくことを目指しています。最終的にはクラウドに繋ぐトータルシステムを提案させていただきたいと考えています。次のステップではクラウドに対応していくような製品群を計画しています。

TEO:最近、センサメーカーがロガーのような製品を出してきている動きがありますが、その点はいかがですか?

長谷氏: そうですね。脅威を感じています。それで当社はスタンドアロンで使う良さと、クラウドで繋がる良さの両方を提案していきたいと考えています。

TEO:ありがとうございました

 
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GL980_catalog.pdf          GL2000_catalog.pdf


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