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2018/01/18

「出会いと学びを楽しんでいます」実践技術トレーニング 講師インタビュー

【概要】
 横河レンタ・リース株式会社が開催している“実践技術トレーニング”の講師を、約8年間にわたり務めてきた関井氏。EMCコースの開発から参画し、現在は高周波コースを担当する主力講師として活躍されています。
 大手電機メーカで開発エンジニアから人材育成までを経験された知見から、新入社員からベテラン技術者までのさまざまな受講者からの質問にも、的確にお答えしています。今回は、講師としての裏話や若手技術者へ向けたメッセージを語っていただきました。
 また、終段には関井講師によるコースの実際の受講者の方(大手半導体メーカに勤務する技術マネージャ様)からの受講感想のインタビューを付載させていただいております。


企業の人材育成への投資は復活してきている


Q:関井氏の自己紹介をお願いします

関井氏:私は約30年間、日本電気株式会社(以下、NEC)に勤務していました。最後の10年は人材育成を扱う分身会社に所属していたことが現在の講師業につながっています。その前の20年はハードウェアとシステム製品の設計開発に従事し、1点物のシステムから、多品種少量の産業用製品、累計100万台の民生品まで幅広く手がけていました。この中で、工業環境でマイコンが誤動作するノイズ対策に悩まされ、焦げ跡がわかるような火花放電でも誤動作しない制御モジュールの開発を経験しました。そして、“平べったい電磁ノイズ発生器”としか形容しがたいプラズマディスプレイのEMI抑制技術開発に奮闘し、その後、基礎から勉強した結果、EMC技術が私の専門領域となりました。

現在はフリーランスとなって、エレクトロニクス機器開発製造、EMC技術研究開発、電気工事、そして講師業を主な仕事としています。「関井研究所」というのは自称でして、法人ではありません。

趣味はたくさんあるのですが、40年以上続いているのは電子工作です。小学生のころからエレクトロニクスに強い関心を抱き、今の仕事にまでつながっているのですから幸せなことですね。近年は園芸も大きな趣味になりました。植物を育てる作業は結果がすぐには分からないので面白く、また癒されます。

YLS関井氏

関井研究所 関井 良純 氏

Q:実践技術トレーニングの概要・特長を教えてください

関井氏:計測器の基礎を学ぶコースとして、オシロスコープやDMMなどの基本計測器、スペクトラムアナライザなどの高周波計測器、校正入門やISO/IEC17025不確かさなどの計測管理の3種類があり、約10コースを定期開催しています(※)。

コンセプトはRMSです。理論の解説だけでなく計測器と教材による実機実習を行い、少人数クラスで習得できる(Real)。特定メーカに偏らない教材を用意して、お客さまの希望機種にカスタマイズができる(Multivendor)。入門から上級・実践レベルまで、体系的に測定技術を学べる(Skill)。なにせRMS(Root Mean Square )ですから、実効性が高いですよ(笑)。
※トレーニングコース紹介は こちら  

Q:どんなコースの講師をされていますか?

関井氏:私が実践技術トレーニングに関わるようになったのは、まだNECに在籍していた2008年にEMC技術コースのカスタマイズ依頼を受けたことがきっかけでした。このコースは再構成されて現在、「EMC 理論と実習 Ver.2」コースとなっています。NECを退職してからは「オシロスコープ入門」コースの講師から始めさせていただき、RF系、つまり「高周波計測」、「スペクトラムアナライザの基礎+実習」、そして「ネットワークアナライザの基礎+実習」コースも副講師として学びながら担当するようになりました。その他に「インピーダンスの基礎+実習」コースも実習教材の設計・制作 などから担当しています。

EMCコースを除くと、私以外の講師も何人かいますが、 計測管理系など、私の専門外のコースは 担当していません。


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