2025/06/18
ローデ・シュワルツ・ジャパン(R&S)は昨年に続き2025年4月23日にTechnology Symposiumを開催しました。TechEyesOnline取材班(TEO)はR&S製品を使った協賛企業のソリューション展示を取材しました。信号の高速化で、高性能なプリント基板の製造現場では歩留まりが悪化し、対策が急務です。ヤマハファインテックは67GHz VNAによる次世代ベアボートテスタで、解決に挑戦します。開発中の検査装置について伺います。NIのLabVIEWを使った自動計測が得意なペリテックは、無線機テスタ、搬送ロボット、シールドBOXを組み合わせて、ワイヤレスデバイスの生産ライン自動化を実演します。計測器のシステムアップやアプリケーション開発ができるマックシステムズは、無線計測器を使ったHILS環境を提案します。生産ラインの検査とECU向けのHILS、3社の最新ソリューションを紹介します。
2024/09/30
近年、「SDV」というキーワードを見聞きする機会が増えていると感じます。「SDV」はSoftware Defined Vehicleの略で、訳すと「ソフトウェアによって定義された車」でしょうか。「SDV」に関する省庁レベルの動向として、2024年5月に経済産業省と国土交通省とが「モビリティDX戦略」を策定し公開しました。その戦略の中で、「SDV」を自動車分野のDXとして位置づけ、電動化と並ぶ競争基軸として捉えています。本稿では「SDV」を実現するために、車両として対応が求められる新たな車両アーキテクチャ、特に重要な技術としてE/Eアーキテクチャ(Electrical/Electronicアーキテクチャ)の基本構造について解説します。先ず、SDVが進展してきた背景を紹介します。また、「モビリティDX戦略」のサマリを、経済産業省・国土交通省の資料を元に説明します。その後に、E/Eアーキテクチャの基本形である、「分散型アーキテクチャ」、「ドメイン型アーキテクチャ」、「ゾーン型アーキテクチャ」を解説します。次にSDV化に伴う求められる変革を紹介します。自動車業界の役割分担と責任分担の変化、開発プロセスの進化、サイバーセキュリティ対応、リコールやOBD車検などの市場品質対応などが挙げられます。最後にE/Eアーキテクチャに関連した計測器の例を示します。
2022/08/09
自動車技術会が主催する「人とくるまのテクノロジー展 2022 横浜」(Automotive Engineering Exposition)が、3年ぶりのリアル展示会として2022年5月にパシフィコ横浜で開催されました。テスティングのコーナには約130社が出展し、計測器/分析機器50社の中からTEO取材班は3社を取材しました。まずICEやプロトコルアナライザで実績のあるガイロジックが展示する、Technica Engineering社の車載ネットワーク機器。車載Ethernet100/1000BASE-T1の最新テストツール。次は自動車向け組込みシステム開発で知られるイータスが提案する、SDV開発ツールチェーン。CASEの先にある将来の自動車アプリケーションの開発環境につながる話です。最後は自動運転で脚光を浴びるRACELOGIC社のGPSデータロガー。超高感度RTK GPSシステムを搭載した7月発売の新製品について、VBOX JAPNで話を伺いました。