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計測器

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学び情報

2025/01/27
電気測定器を理解するための基礎知識から、よく使われるデジタルマルチメータとデジタルオシロスコープの基礎と使うための注意事項ついて解説する。最後に測定器を長期に渡って安心して使うための校正について解説する。 記事は気軽に読んでいただけるようにするために、可能な限り事前の知識がいらないようにした。 第5回は「測定器の校正の必要性」「トレーサビリティ体系の仕組み」「校正の種類」「校正事業者の仕事」などを述べる。校正は測定器を使用するための技術基盤である。測定器の精度維持管理について、国家標準から参照標準、作業標準までの位置づけをNITE、JABなどの標準化機構・団体をあげて説明する。ISO/IEC 17025やJCSS、ILAC MRAなどの仕組み、試験成績書や校正ラベルなどの具体例を示す。JCSS校正の校正証明書は不確かさを表記することを示す。最後にスペクトラムアナライザ、ファンクションジェネレータ、LCRメータなどの基本測定器を網羅的に解説した記事群を紹介する。
2021/11/15
株式会社チノー(以下チノー)は1936年設立で、温度を中心とした制御・計測・監視の機器を産業分野に提供している老舗企業である。製品群は記録計、温度測定器、計装関連機器と多岐にわたるが、特に温度関連はセンサから温湿度計、放射温度計、熱画像計測装置、温度校正器などラインアップが多い。2020年初からの新型コロナウイルスの感染拡大の中で、国家温度基準にトレーサブルな高精度でありながら、使い方が大変簡便な人体表面温度の監視用赤外線サーモグラフィカメラThermoview(サーモヴュー)を発売した。センサ市場開拓統括部 部長 宮井浩行氏に、熱画像計測の概要、キーとなるトレーサビリティ、今後の展望などを伺った。
2021/02/02
株式会社エーディーシー(以下エーディーシー)は1971年にタケダ理研工業株式会社(現株式会社アドバンテスト)の子会社「タケダシステム株式会社」として発足し、2021年に50周年を迎える。設立以来アドバンテストの電子計測器の一部門の開発を行いながらアナログ計測技術を蓄積してきた。2003年MBO方式により独立し、継承・発展させたアナログ計測技術を使った製品群を企画から開発、生産、販売、保守まで一貫して行っている。8 1/2桁高精度/高確度デジタル・マルチメータをラインアップしている国内唯一のメーカである。主力製品はDMM、直流電圧/電流発生器、エレクトロメータ、IRメータなどで、特にSMUは9機種と多い。半導体評価用のデファクトスタンダードである6243は現在も売れているロングセラーだが、性能・機能をアップした上位機種6253が発売された。今回、新製品開発の背景、製品の特長、今後の計画などをエーディーシー 取締役 開発部長 田中功氏、開発部 VIG計測 青貫哲士氏に伺った。本稿では合わせてSMUとは何かも簡単に解説する。
2020/07/14
校正用標準器の代名詞であるFLUKEブランドは、世界の電気標準室で必ず使われている業界標準である。近年では電気から物理量である温度・圧力の校正分野に機種群を拡充してきたが、昨年(2019年)8.5桁の高精度/高確度デジタルマルチメータ(DMM)を18年ぶりにモデルチェンジし、従来のプロダクトラインには無かったモデルを新しくシリーズ化した。今回、紹介するDMMは、各社の標準室に採用されている同社の電圧・電流・抵抗の校正器(5700Aシリーズなど)と校正管理ソフトウェアによって、校正室の最新の課題解決を更に進めるものとなっている。株式会社TFF フルーク社 校正器営業部 営業部長 矢野陽太氏、マーケティング 蜷川晴伸氏、プリセールス・エンジニア 馬渕瑶子氏にお話を伺い、デモをお願いした。
2018/03/07
近年では、国内/国外を問わず多くの商取引において製品やサービスへの信頼性の要求が高まり、品質や分析・測定などの結果を示す「試験成績書・校正証明書」の発行を求める顧客が増えてきています。 本コラムでは、全8回にて、「ISO/IEC 17025:2005」 規格の改訂の現状と動向を解説していきます。 第8回は「ISO 共通規格構造のルールが適用された改定」です。

市場動向

2025/01/17
日本NCSLIは毎年、技術フォーラムを大田区産業プラザ(東京・蒲田)で開催しています。TechEyesOnline取材班(TEO)は2024年11月14日に開催された第32回技術フォーラムの展示会場で、電気の標準器や温度・圧力の校正器が並ぶ11の展示コーナを回りました。4展示コーナの計測器(5メーカ、9機種)を取材し、7展示コーナを写真で紹介します。湿度や粒子、振動の計測から衝撃試験まで行う神栄テクノロジーはパーティクルセンシングモニターをシリーズ化しています。製造現場のパーティクル測定の新しい提案を伺いました。部品と計測器の商社、三協インタナショナルは古くからWIKA/ASLの校正用温度計を取り扱ってきました。DC抵抗とAC抵抗の校正精度や、プロセスキャリブレータなどの興味深い話を聞きました。標準電圧電流発生器の老舗 横河計測では、インバータの普及で重要度が増した「高調波を重畳した電力波形」や、ディジタル圧力計による「ガスの機密性」の評価などの最新動向を取材しました。マキシメータ・フルード・テクノロジーズは、2023年にAdditelが発売した水媒体の高圧液圧コントローラ(他社にないオンリーワンモデル)を展示しました。
2018/02/07
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。IoTでは、加速度・照度・温度・圧力・ひずみなどを電気信号に置き換えるさまざまなセンサが重要な役割を果たします。センサの市場動向と特長を俯瞰しながら産業面のアプリケーションをみていきます。また、センサの開発に使用されている測定器についてもご紹介します。
2018/01/17
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。現在の無線技術は、一次変調にPSKやQAM変調の方式が多く採用され、二次変調にOFDM、DSSS、FHSSなどが採用されています。特にOFDMは低ノイズであることが求められ、PLL・発振器周辺の位相雑音測定の必要性が高まっています。デジタル変調の評価概念を概観しながら、位相雑音測定の最新動向をご紹介します。
2017/12/20
計測器・測定器に関する市場動向レポートです。測定器の校正は、研究開発から製造、保守に至るまで計測計量のトレーサビリティを確保するうえで重要な取り組みです。企業活動をしていくなかで、ISO9001やISO17025などの国際標準への対応の重要性は増すばかりです。校正管理に着目を当てながら、計測計量のトレーサビリティの概念やさまざまな校正技術・サービスについてご紹介します。