キーサイト、高速デジタル評価とコンプライアンステストを加速するInfiniium XR8オシロスコープを発表
2026年02月26日
新世代アーキテクチャが解析の高速化、より深い洞察、小型化を実現し、デジタル評価に要する時間を数時間に短縮
東京、2026年2月26日発 – キーサイト・テクノロジーズ・インク(CEO:サティッシュ・ダナセカラン、米国カリフォルニア州サンタローザ、NYSE:KEYS、日本法人:キーサイト・テクノロジー株式会社、以下「キーサイト」)は新世代アーキテクチャを採用した「Infiniium XR8リアルタイム・オシロスコープ」を発表しました。このオシロスコープは、高速デジタル評価とコンプライアンステストを高速化し、最新の電子機器開発における効率の向上とより深い洞察の提供を目的に設計されています。
USB、DisplayPort、DDRなどのインタフェース規格の高速化と複雑化が急激に進む中、エンジニアは一層厳しい設計マージンや、より速いデータレート、開発期間の短縮といった課題に直面しています。その結果、検証サイクルの長期化、ノイズ耐性の低下、ラボ環境の制約が増大しています。Infiniium XR8は、刷新されたハードウェアとソフトウェア・アーキテクチャによって、これらの課題の解決を支援します。今日の高速デジタルアプリケーションや新たな規格に最適化されており、エンジニアチームが従来数日かかっていたテスト作業を数時間に短縮します。
XR8は、新設計のフロントエンドASICテクノロジーに加え、統合ADC/DSPデジタルエンジンを搭載しており、シグナル・インテグリティを維持し、タイミング精度を向上させ、高速シリアル、メモリ、ミックスド・シグナル設計全体にわたって一貫性と再現性のある測定を実現します。これらの機能は、わずかな信号劣化がシステム性能やコンプライアンスに直結する現在の高速インタフェースのデバッグや検証に不可欠です。
再設計されたメカニカル・アーキテクチャにより、システムの消費電力の削減、熱効率の向上、動作音の低減、コンパクトな筐体を実現し、使い勝手が向上しています。エンジニアは、スペースが限られた研究室や多くの機器の検証環境でも、低ノイズで安定した高性能オシロスコープを使用できます。
キーサイトの新しいInfiniium 2026ソフトウェア・プラットフォームにより、XR8は高速デジタル/コンプライアンステスト向けに、高速応答、安定性の向上、合理化されたワークフローを実現します。また、柔軟な波形ウィンドウ、視覚化機能の強化、ドラッグ・アンド・ドロップ操作やSCPIレコーダなどの生産性向上ツールも搭載しています。マルチスレッド処理とメモリ管理が最適化され、エンジニアはキーサイトの計測技術を最大限に活用し、ジッタ解析、PAM解析、高度なイコライゼーションを強化し、より深い洞察と迅速な検証が可能になります。
新しいハードウェアとソフトウェア・アーキテクチャにより、以下が可能になります。
テストマージンとシグナル・インテグリティの最大化
13 fs rmsの低い固有ジッタと、8 GHz帯域幅で130 µV以下のノイズ性能により、高い信号忠実度とコンプライアンス・マージンを維持し、USB4v2、DisplayPort 2.1、DDR5などの高速インタフェースを確実に検証可能
コンプライアンステストの効率を大幅向上
新しいADCとDSPデジタルエンジン、およびInfiniium 2026ソフトウェアの組み合わせにより、データ取得、解析、レポート作成を最大3倍高速化し、検証サイクルを大幅に短縮し、全体のテスト・スループットが向上
コンパクトで静音、柔軟なラボ配置に対応
消費電力の低減、熱設計の高効率化、動作音の低減により、より小型で柔軟性の高いプラットフォームを実現し、測定対象デバイス(DUT)近くに設置でき、快適な作業環境を提供
キーサイトのProduct Management担当のバイスプレジデントであるJun Chieは次のように述べています。「お客様は、ますます複雑化・高速化する設計を、限られたスケジュールの中で検証しなければならないという大きなプレッシャーに直面しています。Infiniium XR8は、こうした現実に的確に応えるソリューションです。信号忠実度の確保、コンプライアンスワークフローの加速、そしてラボ環境の制約の軽減を、単一の合理化されたプラットフォームで実現します。それにより、エンジニアの皆様にとって最も重要な時間、自信、生産性を取り戻せるよう支援します。」
リソース
- データシート:Infiniium XR8オシロスコープ (英語)
- ホワイトペーパー:効率的なワークフローによる高速デジタル検証のボトルネックの軽減(英語)
キーサイト・テクノロジーについて
キーサイト(NYSE :KEYS)は、イノベーターが世界を変えるテクノロジーを実現することを推進し、支援しています。S&P500の企業として、市場をリードする設計、エミュレーション、テストソリューションを提供し、エンジニアが製品ライフサイクル全体を通して、より速く、より少ないリスクで開発・展開できるようサポートしています。 通信、産業用オートメーション、航空宇宙・防衛、自動車、半導体、一般電子機器市場のお客様が、イノベーションを加速し、安全につながる世界を実現するためのグローバルなイノベーションパートナーです。詳細は、こちらをご覧ください。www.keysight.co.jp
※米国時間2026年2月19日にキーサイト・テクノロジーズ・インクが発表したニュースリリースを、キーサイト・テクノロジー株式会社が和訳・要約したものです。
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キーサイト・テクノロジー
キーサイト・テクノロジーズ・インク(NYSE:KEYS)は、世界有数の電子計測器メーカとして、無線、モジュラー製品、ソフトウェアソリューションの技術革新を推進し、新たな計測手法の構築に取り組んでいます。キーサイトは、HPとアジレントから受け継いだ技術をさらに発展させ、無線通信、航空・宇宙・防衛、半導体の市場に、業界最高レベルのプラットフォーム、ソフトウェア、一貫性のある測定機能を備えたソリューションを提供していきます。キーサイトでは、世界100か国以上で約9,500名の従業員が働いています。