特徴
製品概要
70 MHz、100 MHz、200 MHz帯域幅モデル
12-bit高分解能
最大2 GSa/sのリアルタイム・サンプリング・レート
最大50/100 Mptsのメモリー深度
最大500,000 wfm/sの波形キャプチャ・レート(シーケンス・モード)
7インチ・タッチスクリーン、外部マウスおよびキーボード対応

12-bit高分解能
高分解能オシロスコープは、信号の検出・表示能力に優れ、信号の細部や特性の解析に役立ち、高精度電源試験、電源リップル測定、機器の性能最適化、エンジン制御ユニット試験などのアプリケーションに大きなメリットをもたらします。

ロングメモリ
SDS800X HDは、最大100 Mptsのメモリ深度を持ち、長時間信号、低周波信号、過渡現象の観測・解析に適しています。メモリ容量が大きいため、より多くのデータを処理でき、演算結果の精度や安定性も高くなります。

多彩なトリガとデコード
SDS800X HDは、エッジ、スロープ、ディレイ、セット/ホールド、各種バストリガ(シリアルトリガ)など、さまざまなトリガタイプを備えています。組込み業界ではI2C、SPI、UARTプロトコル、自動車業界ではCAN、LINプロトコルのトリガとデコードをサポートし、バスのプロトコル情報を正確に取り込み、直感的に表形式などで表示できるため、安定したテストが可能です。

強力な演算機能
FFT機能内蔵、最大演算点数2Mpts、独立した4つの演算波形、ユーザー定義の演算式に対応。優れたスペクトル分解能により、信号の周波数成分とエネルギー分布をより正確に分析でき、スペクトラムアナライザに簡単に変換できます。FFTは、様々なウィンドウ機能、通常、平均、最大値ホールドモード、ピーク検出のサポート、浮遊周波数の自動検出、表示リストの形成のマーキングをサポートしています。

効率的な電力解析
シグレントの電圧プローブ(DPB5000シリーズ)、電流プローブ(CP6000シリーズ)を用いた電力解析は、電力品質、高調波電流、突入電流、過渡応答など12のパラメータを迅速かつ正確に解析することができ、エンジニアは面倒な手動設定や複雑な数式計算を行う必要がなくなります。異常高調波の観測、高調波の解析、機器の安定性評価、電磁干渉の判定、その他の試験に非常に適しています。

優れたループ応答テスト
SDS800X HDはボードプロットを標準装備しており、シグレントの絶縁信号発生器オプション(SAG1021I)または任意波形発生器を使用することで、ループ応答テストを実行し、DUTの周波数応答曲線を提供し、各周波数ポイントにおけるゲイン値と位相値を簡単に得ることができます。また、データ・リスト、カーソル測定、自動測定機能により、ボード・プロット曲線を詳細に解析し、システムの安定性などを判断することができます。

16チャネル・デジタル・ロジック信号解析
SDS800X HDは、シグレントの16チャネル・ロジック・アナライザ・プローブ・オプション(SLA1016)と組み合わせて使用することで、他のテスト機能に影響を与えることなく16個のデジタル・チャネルを追加することができます。