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- 販売開始時参考価格
- 115,000 円 (税抜き)〜
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- サポート中
商品説明
近年のトレンドである「半導体の低電圧化・高速化」は、パワー部となるSW電源、バッテリ、DC/DCコンバータ等への要求であるとともに、試験に使用される電子負荷への要求事項でもあります。また「パワー部の多出力化」や「チャンネルの組み替えを簡単におこないたい」というニーズから「多チャンネル化しやすいプラグイン形態の電子負荷」を求める声も多く、これらの要求をトータルに満たせる電子負荷装置が待たれていました。PLZ-Uシリーズは、このような背景から開発されました。
PLZ-Uシリーズは定電流、定抵抗、定電圧、定電流+定電圧、定抵抗+定電圧の5つの動作モードをもつ、小型・高性能のユニットタイプ直流電子負荷装置です。本体は、「フレーム」と「負荷ユニット」で構成され、コントロール部となる「フレーム」に「負荷ユニット」を挿入して使用します。フレームPLZ-30Fでは3チャンネル、フレームPLZ-50Fでは5チャンネルまで負荷ユニットを実装することができます。さらには負荷ユニットの並列運転が可能ですので、75Wから750W(*1)まで、被試験物の出力に応じて電流容量や電力容量をフレキシブルに変更することができます。
また、最高スルーレート2.4A/μs(*2)の高速応答と10μA(*3)の最小設定分解能に加え、ソフトスタート機能、可変スルーレート、スイッチング機能、ABCプリセットメモリ、4本のセットアップメモリ、シーケンス機能、またタイマと時間・電圧計測機能の組み合わせにより電池の放電特性評価を可能にするなど、多彩な機能を備えています。
通信機能としては、GPIBおよびRS-232Cを標準装備。各インターフェースは、IEEE488.2に加え、SCPI(Standard Commands for Programmable Instruments:試験・計測装置向けに考案された共通コマンド)にも対応しております。
*1:PLZ-50FにPLZ150Uを5台実装した場合
*2:PLZ150Uにて
*3:PLZ70UAにて
商品スペック
>>もっと見る形名 PLZ150U
■定格
【動作電圧(DC)】1.5 V〜150 V
【電流/電力-レンジ-H】30 A / 150 W
【電流/電力-レンジ-M】3 A / 150 W
【電流/電力-レンジ-L】300 mA / 45 W
【負荷入力端子対接地電圧】DC 500 V
【負荷入力端子のチャンネル間耐電圧】DC 500 V
【最小動作開始電圧*1】0.3 V 以上
■定電流モード(CC)
【動作範囲-レンジ-H】0 A〜30 A
【動作範囲-レンジ-M】0 A〜3 A
【動作範囲-レンジ-L】0 A〜300 mA
【設定範囲】0 %〜105 % of f.s
【設定分解能-レンジ-H】2 mA
【設定分解能-レンジ-M】0.2 mA
【設定分解能-レンジ-L】0.02 mA
【設定確度-レンジ-H, M,L】±(0.2 % of set + 0.2 % of f.s) + Vin*2/500 kΩ
【入力電圧変動*3-レンジ-H】2 mA
【入力電圧変動*3-レンジ-M】1 mA
【入力電圧変動*3-レンジ-L】0.1 mA
【リップル-rms*4】3 mA
【リップル-p-p*5】30 mA
*2 Vin :負荷入力端子電圧
*3 (Vin /500 kΩ)以上の電流にて
*4 測定周波数帯域幅: 10 Hz〜1 MHz
*5 測定周波数帯域幅: 10 Hz〜20 MHz
■定抵抗モード(CR)
【動作範囲()内はコンダクタンス*6-レンジ-H】OPEN〜50 mΩ(0 S〜20 S)
【動作範囲()内はコンダクタンス*6-レンジ-M】OPEN〜500 mΩ(0 S〜2 S)
【動作範囲()内はコンダクタンス*6-レンジ-L】OPEN〜5 Ω(0 S〜200 mS)
【設定範囲】0 %〜105 % of f.s*7
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-H】0.2 mS (0 S〜2 S)
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-H】2 mS (2 S〜20 S)
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-M】20 μS (0 S〜200 mS)
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-M】0.2 mS (200 mS〜2 S)
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-L】2 μS(0 S〜20 mS)
【設定分解能()内は動作範囲-レンジ-L】20 μS(20 mS〜200 mS)
【設定確度*8-レンジ-H, M,L】±(0.5 % of set*9 + 0.5 % of f.s*10) + Vin /500 kΩ
*6 コンダクタンス[S]=(入力電流[A] /入力電圧[V] )=( 1 /抵抗値[Ω])
*7 コンダクタンスのf.s
*8 入力電流での換算値、リモートセンシング時
*9 set =入力電圧×設定コンダクタンス=(入力電圧 /設定抵抗値)
*10 f.s =設定レンジの定格電流
■定電圧モード(CV)
【動作範囲-レンジ-H】1.5 V〜150 V
【動作範囲-レンジ-L】1.5 V〜15 V
【設定範囲】0 %〜105 % of f.s
【設定分解能-レンジ-H】10 mV
【設定分解能-レンジ-L】1 mV
【設定確度-レンジ-H, L】±(0.1 % of set + 0.1 % of f.s)
【入力電流変動*11】12 mV
*11 リモートセンシング時
■指示計
電圧計
【測定範囲】0 V〜150.0 V
【分解能-15.75 V〜150 V】0.01 V
【-0 V〜15.75 V】0.001 V
【測定確度】±(0.1 % of rdg + 15 digits)
電流計
【測定範囲-レンジ-H】0 A〜30 A
【測定範囲-レンジ-M】0 A〜3 A
【測定範囲-レンジ-L】0 mA〜300 mA
【分解能-レンジ-H】0.001 A
【分解能-レンジ-M】0.0001 A
【分解能-レンジ-L】0.01 mA
【測定確度】±(0.2 % of rdg + 0.3 % of f.s)
電力計*12
【測定範囲】0 W〜150 W
【分解能-100 W未満】0.01 W
【分解能-100 W以上】0.1 W
*12 電圧測定値と電流測定値の積
■スイッチングモード
【動作モード】CCおよびCR
【周波数設定範囲】1 Hz〜20 kHz
【デューティ比設定】2 %〜98 %, 0.1 %ステップ
【周波数設定-1 Hz〜1k Hz未満】1 Hz
【分解能-1k Hz〜10 kHz未満】10 Hz
【分解能-10 kHz〜20 kHz】100 Hz
【周波数設定確度】±(0.5 % of set )
■スルーレート
【動作モード】CCおよびCR
【設定範囲(CC)-レンジ-H】0.10 A/μs〜2.40 A/μs
【設定範囲(CC)-レンジ-M】0.10 A/μs〜0.24 A/μs
【設定範囲(CC)-レンジ-L】24 mA/μs*13
【設定範囲(CR)-レンジ-H】0.10 A/μs〜0.24 A/μs
【設定範囲(CR)-レンジ-M】24 mA/μs *13
【設定範囲(CR)-レンジ-L】2.4 mA/μs*13
【分解能】0.01 A/μs
【設定確度 *14】±(10 % of set + 5 μs)
*13 固定値
*14 Hレンジ定格電流の2 %〜100 %の電流変化にて10 %〜90 %に達する時間
■ソフトスタート
【動作モード】CC
【時間設定範囲】0.1、1、3、10、30、100、300 ms
【時間設定確度】±(30 % of set +100 μs)
■シーケンス機能
【動作モード】CCおよびCR
【最大ステップ数】255
【ステップ実行時間】1 ms〜9 999 s
【くり返し回数】1〜9 999(9 999は無限繰り返し)
■保護機能
【過電圧保護(OVP)】定格電圧の110 %でロードオフ
【過電流保護(OCP)】Hレンジ定格電流の0 %〜110 %に設定可能。設定値または設定レンジ定格電流の110 % の、いずれか小さい方で作動。
定格電圧の110 %でロードオフ
【過電力保護(OPP)】Hレンジ定格電力の0 %〜110 %に設定可能。設定値または設定レンジ定格電力の110 % の、いずれか小さい方で作動。
検出時の動作はロードオフまたは制限を選択可能。
【過熱保護(OHP)】ヒートシンク温度が95 ℃で作動。検出時の動作はロードオフ。
【逆接続保護(RVP)】保護ダイオードを使用した短絡方式による短時間保護。検出時の動作はロードオフ。
【低電圧保護(UVP)】OFFまたは定格電圧の0 %〜100 %に設定可能。
保護ダイオードを使用した短絡方式による短時間保護。検出時の動作はロードオフ。
■リモートセンシング
【センシング補償可能電圧】片道2 V
■その他、共通仕様
【ABCプリセットメモリ】各レンジの各動作モードごとに設定値(A,B,C)を保存
【セットアップメモリ】設定情報を4個保存可能
【経過時間表示】ロードオンからロードオフまでの時間を計測(0.1 s〜99 999 s)
【自動ロードオフタイマ】設定時間経過後にロードオフ(OFFまたは1 s〜99 999 sに設定可能)
【ロードオンディレイ】設定時間経過後にロードオン(0 ms〜1 sに設定可能、10 ms単位)
【並列運転】フレーム内で隣り合った負荷ユニット(同一機種)間で可能。
■フレーム間制御および外部コントロール
【フレーム間制御】マスタフレームからスレーブフレーム(4台まで)を制御
【フレーム間制御】ロードオン・オフ、ABCプリセットメモリの連動呼び出し、セットアップメモリ0〜3の呼び出しが可能
【外部コントロール-プリセットメモリA、B、Cの呼び出し入力】プリセットメモリA、B、Cの連動呼び出し
【外部コントロール-セットアップメモリ呼び出し入力】セットアップメモリ0から3の呼び出し
【外部コントロール-イネーブル入力】ロードオン・オフ、プリセットメモリA、B、Cの連動呼び出し、セットアップメモリ0〜3の呼び出しを有効にする。
【外部コントロール-ロードオン入力】連動ロードオン
【外部コントロール-ロードオンステータス出力】ロードオン時にオン(オープンコレクタ出力)
【外部コントロール-アラームステータス出力】アラーム時にオン(オープンコレクタ出力)
【外部コントロール-内部電源出力】5 V最大出力電流100 mA
【入力信号】ローアクティブ、10 kΩで5 Vにプルアップ
【入力信号】ローレベル入力電圧:0 V〜1 V、ハイレベル入力電圧:4 V〜5 V
【出力信号】オープンコレクタ出力、出力耐電圧DC30 V、出力飽和電圧約1.1 V、最大出力電流100 mA
■アナログ外部コントロール
【電源出力】12 V最大出力電流50 mA
【外部電圧制御入力*15】CC、CR、CVモードで動作可能。0 V〜10 Vで f.sの 0 % 〜 100 %。
【ロードオン入力】ローアクティブ(またはハイアクティブ)、10 kΩで5 Vにプルアップ.
【電流モニタ出力】0 V〜10 Vで 定格電流の 0 % 〜 100 %。
【コモン】負荷入力端子の「-」(マイナス)端子電位
*15 CR、CVモードの設定更新時間は約100 ms
■通信機能
【GPIB】IEEE std. 488.2-1994
【GPIB】SH1、 AH1、 T6、L4、SR1、RL1、PP0、DC1、DT1、C0、E1
【GPIB】SCPIコマンドセット対応
【GPIB】POWERスイッチ、キーロック以外のパネル各機能の設定、測定値の読み出しが可能
【RS-232C】D-SUB 9ピンコネクタ(EIA-232-Dに準拠)
【RS-232C】POWERスイッチ、キーロック以外のパネル各機能の設定、測定値の読み出しが可能
【RS-232C】ボーレート:2400 / 4800/ 9600 / 19200 bps、ストップビット:1、データ長:8ビット、パリティ:NONE、フロー:XON/XOFF。
■一般仕様
【形名】PLZ150U
【質量】約2 kg
【付属品-後面負荷入力端子カバー】1個
【付属品-負荷入力端子ねじセット】2組(M6ボルト、M6ナット、M6スプリングワッシャ、M4ねじ)
【付属品-負荷ユニット固定用ねじ】2本(M3-10ねじ、本体に実装)
【付属品-後面センシング端子用ねじ】2本(M3-6ねじ、本体に実装)
仕様は、特に指定のない限り下記の設定および条件によります。
・ウォームアップ時間は、30分(電流を流した状態)とします。
・ウォームアップ完了後、23℃±5℃の環境で正しく校正されている必要があります。
・XX% of set とは、入力電圧、入力電流、または入力電力の設定値の※※%を表します。
・XX※※% of f.s とは、定格入力電圧、定格入力電流、または定格入力電力の※※%を表します。
※※% of rdg とは、入力電圧、入力電流、または入力電力の読み値の※※%を表します。
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