•あらゆるANSI熱電対やL型およびU型熱電対をシミュレートおよび測定し、冷接点補償を行って様々な熱電対機器の校正が可能。
•ITS-90 RTD定数を直接入力
•0.03 ℃までのRTD 出力不確かさ
•最も一般的な圧力レンジである0～1インチH2Oから0～10,000 PSI をカバーする、すべてのFluke Calibration 700シリーズお
•フロントパネルまたはリモート接続を介して任意の圧力単位へ容易に変換
•多機能な校正対象機器にDC電圧/電流ソースを提供し、データ・ロガー、ストリップ・チャート・レコーダー、マルチメーター、その他の工業製品の校正を実現
•MET/CAL® Plus校正管理ソフトウェア、またはRS-232-CおよびGPIBインターフェースを使用したカスタム・メイドの自動化プログラムによる自動校正をサポート
•ユーザー・プログラマブルな8点のセット・ポイントにより、校正時にゼロ、スパン、および直線性チェックのための値をすぐに呼び出すことが可能
•自動校正およびトラブル・シューティングのため、セット・ポイントのドウェル時間をプログラム可能
•選択可能な内部または外部 CJC(冷接点補償)により、リモート接点を使用した厳密な熱電対測定が可能
•低損失で利便性の高い接続のための、使いやすい5ウェイ(バナナ・プラグ、スクリュー端子、スペード・ラグ、ラップアラウンド端子、ワイヤー・パススルー端子)バインディング・ポスト
•NISTトレーサブル校正データ付き

■校正ラボで
525Bは多くの温度校正を行う従来の校正ラボに最適な小型のベンチ機器です。0～100Vの電圧と0～100 mAの電流を出力する能力に加え、
高確度圧力標準としても使用でき、多目的利用が可能です。

■機器室のギャップを埋める
プロセス・プラント環境において、装置設備の保守を担当する機器室の技術者は機器、トランスミッター、フィールド校正器、
P/Iコンバーター、トランスデューサー、温度プローブなど、様々な機器の校正と修理を必要としています。ほぼすべての温度センサーのシミュレーション機能、
精密な圧力モニター機能、またその価格帯におけるどの校正器にも匹敵するDC電圧/電流確度を備えた525Bは、比較的確度の低いハンドヘルド式の現場用校正器と
高価なハイエンドのマルチファンクション校正器との間のギャップを埋めるものです。

■ATEテスト・アプリケーションに最適
IEEEバスで精密校正レベルの機器制御が可能な525Bは、電圧/電流出力、センサー・シミュレーション、および温度監視と検証などの機能を必要とする品質と
製造試験アプリケーションの自動テスト・システムにとって、強力な助っ人となります。

■使いやすい優れた機能
525Bはどこまでも使いやすさを追求して設計されています。直感的なフロントパネルは、大型のキーパッドとディスプレイを備え、トレーニング時間を減らし、
525Bを長時間使用しても疲れないように設計されています。さらに、様々なプローブで使用頻度の高い定数をメモリー内に保存できるため、作業設定を素早く行えます。

■MET/CAL® Plusにより525Bの校正および文書管理が自動化されます。
525BをMET/CAL Plus校正ソフトウェア(バージョン6.11以降)と併用すれば、ISO 9000などの品質標準で定められた厳格な文書化およびレポーティング要件を満たすことができます。
MET/CAL Plusは、校正プロシージャーの作成、編集、テスト、および文書化と、自動校正を実施するための優れたソフトウェア環境です。

■圧力モジュール
オプションの外部圧力モジュール・セットを追加すると、圧力測定機能が使用可能になります。525BはFluke Calibrationの700シリーズ圧力モジュール。
これらのモジュールを校正器のフロントパネルのLemoコネクターに直接挿し込むと、525Bのファームウェアは接続されたモジュールの型や値を自動的に検出します。