概要CXA用の8012.16 OFDMA測定アプリケーションは、Keysight Xシリーズの25種類を超える測定アプリケーションのうちの1つです。
Xシリーズは、測定システム、測定機能、ソフトウェアを含む、信号解析のための革新的な手法です。
Xシリーズ シグナル・アナライザを規格に準拠したトランスミッタ・テスタとして使用することができます。
802.16 OFDMA測定アプリケーションを使用すれば、IEEE 802.16-2005規格に準拠した合否判定テストがワンボタンで行えます。
また、SCPIプログラミングが可能で、フロント・パネルから容易に操作でき、高速測定も行えます。
RFトランスミッタ測定
・ 物理層特性の包括的評価のための変調品質結果:RCE(EVM)、スペクトラム・フラットネス、プリアンブル・パワー、PCINR
・ データ・バーストによってカラー・コード化されたコンスタレーション、シンボル・エラー・トレース、ゾーン定義マップにより、デザイン検証やトラブルシューティングが容易
・ DL-MAP/UL-MAPの自動検出およびデコードにより、ユーザのセットアップ時間を短縮し、すばやく結果を入手
・ ACP、チャネル・パワー、SEMなどのタイムゲーティッド測定による正確なパワー結果
■主な特長と仕様
信号解析
・ IEEE 802.16 2005規格に基づいた802.16 OFDMA測定
・ 合否判定付きのタイム・ゲーティッド・パワー測定(チャネル・パワー、ACP、SEM)などの規格に準拠したワンボタン測定
・ 基地局と移動機のRFトランスミッタ測定
・ 複数のレベル(コンポジット、パイロット、データ・バースト、非変調、プリアンブル)での相対コンスタレーション・エラー(RCE)測定
測定
・ RCE(EVM)、RSSI、プリアンブルPCINR、サブキャリア・フラットネス、IQ指標
・ マトリクスA信号の単一入力解析およびマトリクスB(MIMO)信号のパイロット・ベース解析
・ タイムゲーティッド・パワー測定:SEM、ACP、チャネル・パワー、スプリアス・エミッション
・ 複数の結果の表示:コンスタレーション、検出されたDL-MAP/UL-MAP、エラーおよびパワー対シンボル、副搬送波
性能
・ RCE(EVM)フロア:-37.7 dB
・ パワー確度:±0.61 dB
・ 解析帯域幅:25 MHz
・ CXAシグナル・アナライザ内で実行(最高7.5 GHzモデル)
その他の特長
・ ライセンス・キーでアップグレード可能
・ 固定およびトランスポータブルライセンス利用可
・ SCPIリモート・ユーザ・インタフェース