ツクモ工学は、1986年の創業以来レンズやミラーのホルダ、精密ステージなどの光学製品の製造を営んで参りました。会社は小規模ですが、自社内で設計・機械加工・組立・調整・営業まで一貫して行っており、1品からのカスタム注文にもお答えできるところが強みです。経営の2番目の柱として、10年以上前からレーザーを使用した計測器の開発に取り組みました。「光ヘテロダイン干渉計測」の技術を研究・応用し、精密に研磨されたサブナノレベルの表面粗さを計測することが可能なナノ表面粗さ・形状計測器「ナノセブン」を開発しました。この計測器は特に、高性能化が著しい半導体業界で、基板の研磨表面の検査、計測で最適な計測器です。