ネットワークマスタ/ファイバメンテナンステスタ (FMT) モジュール
商品紹介
ファイバメンテナンステスタ(FMT)モジュール(別称µOTDRモジュール)MU909014A1/B1/C/C6/15B1は、FTTHなどの光ファイバケーブルの障害一次切り分けで活躍する小型・軽量のOTDRです。
ポケッタブルでハンディサイズの小さい筐体でありながら、最大1×64分岐のFTTH-PONに対応し、簡単な操作で光ファイバの障害箇所(どこまでつながっているか、どこで切れているか)を探索できます。
MU909014C/C6は、1310/1550/1650nmの回線の運用波長(1310nm/1550nm)と、インサービス用の波長(1650nm)を1台に搭載した3波長モデルです。
MU909014C6は、波長弁別パワーメータ(1490nm/1550nm)機能、光源機能、光ロス測定機能を搭載しています。
FTTH-PONシステムの故障発生時の駆けつけ対応や障害一次切り分けなどの用途に力を発揮します。
また、MU909014A1/B1/15B1は、可視光源機能を搭載しています。
さらに、すべてのモデルに""FiberVisualizer""機能を搭載しています。
光ファイバの接続点や終端を示すイベント点がアイコンで表示されます。
OTDRの初心者でも、簡単に測定、解析できる機能です。
小型・軽量で持ち運びに電源を選ばないOTDR
MU909014A1/B1/C/C6/15B1は、手のひらサイズで約700gの小型・軽量なOTDRです。
バッテリパックを標準で添付しており、標準のバッテリパック使用時には最大8時間の動作ができます。
また、ACアダプタでの充電のほか、車のシガレットアダプタからの充電にも対応しています。
さらに、ニッケル水素充電池(NiMH)や単3アルカリ乾電池での動作も可能で、さまざまな電源環境に対応できます。
OTDRに不慣れな作業者にもわかりやすい簡単操作
MU909014A1/B1/C/C6/15B1は、パラメータなどを全自動で設定する「全て自動設定モード」を搭載しており、初心者でも簡単に扱うことができるOTDRです。
そのため、これまで光パワーメータしか扱ったことのなかった作業者の方でも、操作に気をとられずに、光パワーメータ以上の測定結果を得られます。
一般に、光パワーメータで一次切り分けを行う場合には障害箇所の特定に時間がかかってしまい多くの作業工数が発生してしまいます。しかし、MU909014A1/B1/C/C6/15B1なら、宅内からスプリッタを越えた収容局まで、片側からの測定作業のみで障害箇所を正確に検出できます。
さらに、「全て自動設定モード」を使うことで、障害発生時の駆けつけ対応などの際にも、短時間での起動(立ち上げ時間15秒)、光ファイバを接続して「Start」ボタンを押すだけの簡単操作で測定結果がわかるため、OTDRの初心者でも簡単に光ファイバの障害探索を行えます。
MU909014A1/B1/C/C6/15B1は、光パワーメータに代わって光ファイバの詳細な故障探索ツール(FTTH用のOTDR)をお探しの場合に特におすすめのモデルです。
この計測器の詳細情報を見る