概要DDR4×16 BGA DRAMのプロービングにW4641A DDR4用BGAインターポーザー(ウイング×2)を使用すれば、U4164Aのクワッド・サンプル・ステート・モードの利点をフルに活用できます。
W4641Aは、DDR4×16 DRAMのリード/ライトトラフィックを3.2 Gb/s以上のデータレートで同時に捕捉できる最小のBGAインターポーザーです。U4208A/U4209Aプローブ/ケーブルを使用すれば、あらゆるW4640AシリーズDDR4用BGAインターポーザーを、直接、U4164Aロジック・アナライザ・モジュールに接続できます。
接続の際は、W4640Aシリーズ BGAインターポーザーのウイングにU4208A/U4209Aの61ピン高密度ZIFコネクタを取り付けて使用します。
W4641A DDR4×16 BGA用インターポーザーを使用すれば、U4164Aロジック・アナライザでのデバッグ/検証に不可欠なDDR4信号にアクセスできます。
このプローブは既存のデザインで使用でき、事前のプラニングや再デザインが不要です。
プローブは、DRAMのボールに直接接続することも、DDR4 96ボールのライザ(付属品)またはサードパーティー製のソケット(付属していません)を使用して接続することもできます。
■主な特長と仕様
特長
・ 3.2 Gb/s以上のデータレート用にデザインされた、業界最小のDDR4×16用BGAインターポーザー(U4164Aロジック解析システムとJEDEC規格に準拠した96ボールのDDR4×16 DRAM間のすべての(アドレス、コマンド、制御、データ)信号への接続)
・ 業界標準の96ボールのDDR4×16 DRAMのデータトラフィックのモニター、およびDDR4信号のDDRアイスキャン/バーストスキャンのための信号アクセス
・ W4641Aには、インターポーザーのKOV(Keep Out Volume)を抑えるために不可欠な96ボールのカスタムDDR4ライザが付属(ライザをオプションのサードパーティー製のソケット(付属していません)に置き換えることが可能)
・ あらゆるはんだ仕上げに対応。無鉛はんだ付け温度プロファイルに対応した設計
各W4641A BGAインターポーザー(DDR4×16)には以下が必要です
・ U4164Aロジック・アナライザ・モジュール(クワッド・サンプル・ステート・モード用のオプション02Gを搭載)
・ U4164Aロジック・アナライザ・モジュール用シャーシ(コントローラーまたはホストPCが必要)
・ 1本のU4208Aプローブ/ケーブル(61ピンZIF型、左ウイング用、RC回路なし、ロジック・アナライザのフロントパネル・コネクタへの160ピン直接接続)および1本のU4209Aプローブ/ケーブル(61ピンZIF型、右ウイング用、RC回路なし、ロジック・アナライザのフロントパネル・コネクタへの160ピンダイレクト接続)
・ B4661Aメモリ解析ソフトウェア標準ツールのインストール時にデフォルト設定もインストールされます(標準ソフトウェアツールとデフォルト設定は無料です)