2021/08/30

【編集後記】展示会レポート再開しました!〖O島〗

昨年の緊急事態宣言で、2020年2月から展示会取材を控えてきました。今年度も大型展示会は開催中止となったり、ネットのオンライン展示会に変更されたりしています。現在、東京都、神奈川県、千葉県などは、依然緊急事態宣言中ですが、6月23日に東京ビッグサイト(TECHNO-FRONTIER)に1年5か月ぶりに取材に行きました。

東京テレポート駅

青海展示棟のある東京テレポート駅

リアル出展が減った展示会場

TECHNO-FRONTIER(テクノフロンティア)はモータ、電源、EMC・ノイズなどの10の専門展で構成され、前回(2018年に)取材したときは幕張メッセ(千葉県)の3つのホールを使う、広い展示会でした。今回は東京ビッグサイト青海展示棟の奥半分(Bホール)で、広さは以前の半分以下です。リアル出展でなくオンライン展示に変更した出展社も多くいます。



青海展示棟 駅側(Aホール)

青海展示棟 駅側(Aホール)

各所にコロナ対応の掲示

各所にコロナ対応の掲示

Bホールに登録所と入口がある

Bホールに登録所と入口がある


専門展の1つ「電源システム展」は、コロナ以前までは国内・海外のほとんどの計測用電源メーカが顔を揃えていましたが、今回は2社しか出展していません。そのうちの1社に「どこか面白い電源はないか?」と聞いたら、あそこは見たか?と2014年設立の新しい企業を教えてくれました。その会社は計測器メーカではないのですが、昨年発売の最新の電源を展示していました。“パワエレメーカが作った回生電源”という位置付けで、面白い取材ができたと思っていますので、ご興味のある方は記事をご覧ください。

簡素なプレスルームと取材班

展示会は10時開場ですが、報道関係者は9時半からプレス登録できます。プレスルームも展示会場の広さに比例した規模になりました。コロナ対応で会場内の飲食場所が限定されているため、プレスルームは飲食禁止、コーヒーの入ったポットやペットボトルを満載した冷蔵庫はなくなりました。簡素なプレスルームが本来の姿なのかもしれません。

猫の額のようなプレスルーム

報道関係者の名刺入れ

猫の額のようなプレスルームと報道関係者の名刺入れ

10時を回ると、東京・赤坂の大手TV局の取材班が動き始めました。インタビュアー、カメラ、音声、照明の1団で撮影にあたります。TEO取材班も以前は撮影兼助手のKujiraさん(計測器メーカOB)や、時には当社広報担当の女性と共に会場を回りました。地方在住のKujiraさんはコロナ蔓延の東京(しかも展示会場)へ来ることは無理で、今回は1人取材班となりました。

大きな機材をもったTVカメラマン

TV局による動画撮影

大きな機材をもったTVカメラマンとTV局による動画撮影

感染力の強い新種株が猛威を振るう中、今後の各種展示会がどう運営されていくかは不透明ですが、可能な限り展示会レポートも定期掲載していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

東京ビッグサイトから見たゆりかもめ駅

東京ビッグサイトから見たゆりかもめ駅


(O島)