【編集後記】展示会取材の裏側(1)
皆様こんにちは。TEO取材班メンバーで展示会取材を担当しておりますO島と申します。 取材デビューしてから約1年半が経ちました。最初は要領を得ずに戸惑うことも多かったんですが、最近ようやく楽しんで取材ができるようになってきました。
そんな私O島からは、展示会取材の裏側についてお話させていただきます。プレスルーム
展示会の受付は、「事前登録」「当日受付」「一般」「VIP」などに分かれていますが、一般の来場者とは別に、必ずプレス受付があります。「プレスルームこちら→→」のような標識が会場の入口付近のどこかにひっそりとあるんです。
プレスルームというのは、取材・報道のためのメディア関係者の部屋です。室内にはテーブルが並び、テーブルの上にはAC電源のコンセントが配備されていたりします。展示会や会場の規模によってプレスルームの様子も違ったりします。展示会場に隣接した小さな倉庫に仮設のテーブルが並び、ACコンセントは壁に2箇所程度しかないこともあれば、来場者の多い展示会ではプレス入場者のためのレストルームや無料飲食の別室があるときもあるんです。
ある展示会場のプレスルーム風景
例えば幕張メッセで開催されるCEATECは充実しています。これまで幕張メッセでも何度か取材をしていますが、CEATECほど大きなプレスルームは始めてでした。報道関係者が多いということもあるんでしょうね。通常は、展示会開催時刻に合わせてプレスルームもオープンしますが、CEATECは8:30から開いており、主催者側の力の入れようを感じました。古くはエレクトロニクスショーと呼ばれるセミコンショーと並ぶ大きな展示会で、一時期は家電や携帯電話が大変な盛り上がりでしたね。
CEATECでは専用のレストスペースが用意されています。
飲み物は、ホットコーヒーと緑茶や紅茶のティーバッグの用意があるくらいのプレスルームが多いんですが、CEATECではコーヒーやお茶は温・冷で用意されていて、オレンジジュースや冷水のペットボトルが冷蔵ケースに常備されていました。更に菓子パン、スナック類まであるという充実ぶり。レストスペースではいかにもプレス関係者という感じの二人がPAD片手にコーヒーを飲みながら、仕事と思われる会話をしていました。
CEATECのレストスペース
まあ、こんなに恵まれたプレスルームは例外で、ほとんどの展示会はタダでコーヒーが飲める程度で、PCを立ち上げて仕事をする殺風景な部屋です。
私O島も、レストスペースの温かいコーヒーと菓子パンで軽食を済ませ、広い展示会場へ午後の取材に向かいました。
この日の軽食